昨年末に発売し、瞬く間に売切れとなった私家版書籍「大坊珈琲店」が復刊致します。
誠文堂新光社から出る改訂版は、7月中旬の発売を予定しています! 改訂版は少々仕様が変わりますが、大方私家版を踏襲致します。さらに皆様へお伝えしたいことがあります。なんと「大坊珈琲店のマニュアル」と題する第一章が全て活版で印刷されることになりました。関連イベントも予定していますので、改めてこちらのブログでお知らせ致します!
先日、活版印刷でお世話になる印刷所へ打合せに行ってまいりました。社長、職人共に皆素敵な人々です。印刷所の風景を少々。まずは、活字の母型。
手前は、四六判半裁用印刷機。半世紀前のドイツのハイデルベルグ社製。
こちらの印刷機は、菊判全紙の印刷が可能だそうです。
活字の並ぶ姿が、まるで図書室の様な…
素晴らしい職人技。
更に続く、活字… 圧巻でした。
タグ: 大坊珈琲店
"pen"2月15日号
2月1日発売の”pen”2月15日号の巻頭”penNEWS”に猿山修装釘の書籍『大坊珈琲店』が取り上げられました。限定千部の私家版は既に販売終了しておりますが、出版社からの重版を検討中です。またこちらで状況をお知らせ致します。
『大坊珈琲店』
限定千部の『大坊珈琲店』は、完納から一週間程で完売の兆しです。もう既に「さる山」には在庫がありません。現在入手可能なのは「大坊珈琲店」のみのようです。
只今、並製本版の出版に向けて動いていますので、またこちらのページにて報告致します。
『大坊珈琲店』本日発売
書籍『大坊珈琲店』本日発売となりました。まだ「大坊珈琲店」のみの
本書は2冊組みとなっており、本冊は店内のあらゆる場所を切り取った写真と、店主による文章「大坊珈琲店のマニュアル」で構成。布張りに金の箔押しが施された上製本です。別冊には店を愛してやまない約35名の寄稿を収録。それを観音開きのケースに収めた特別仕様の書籍です。
[別冊 寄稿者]
※掲載順・敬称略
佐藤隆介(作家)/永六輔(随筆家 ラジオ番組パーソナリティ)/矢崎泰久(ジャーナリスト)/武部守晃(映像プロデューサー)/葉山葉/小林庸浩(カメラマン)/十文字美信(写真家)/長谷川櫂(俳人)/天児牛大(山海塾 主宰)/糸井重里(コピーライター)/平松洋子(エッセイスト)/杉山英昭(國學院大學大学院 客員教授)/嶋中労(ジャーナリスト)/門上武司(フードコラムニスト)/小川幸子/川口葉子(「東京カフェマニア」主宰)/五十嵐郁雄/鳥目散帰山人(日本珈琲狂会主宰)/横山秀樹(硝子作家)/升たか/遊佐孝雄/本多啓彰(バー ルパラン店主)/渋澤文明/立花英久(彫刻家 演出家)/立花文穂(『球体』責任編集)/切明浩志(編集者)/岡戸敏幸/金憲鎬/芦澤龍夫(陶芸家)/沖本奈津美/長沼慎吾(一客)/清田大志(「珈琲店海豚屋」店主)/金恵貞(陶芸家)/大野慶人(舞踏家)/小沢征爾(指揮者)
そして本冊のあとがきは、編集者のひとり、木内昇さん! 是非お手許に。
著者:大坊勝次 発行:大坊珈琲店
[判型]四六判変形
[頁数]本冊:122頁 別冊:136頁
[部数]限定1,000部
[定価]3,000円+税
大坊珈琲店
皆様、この名店をご存知でしょうか。青山通りに1975年開店、38年目にして再開発のため立ち退きを余儀なくされました。本年12月23日をもって閉店致します。あの界隈からこの素晴らしい文化が消えてしまうことは、非常に残念なことです。
仲間とともに「大坊珈琲店」という本をつくりました。写真家の関戸勇による記録と「大坊珈琲店のマニュアル」と題した大坊勝次の文章、加えて30名を超える大坊珈琲店に縁のある方々による寄稿文からなるものです。編集は、木内昇と竹内葉子、装釘は猿山修が担当致しました。限定の上製本となります。
12月初旬発売予定。大坊珈琲店とさる山にて販売致します。
価格は税込3,150円となります。お手に取って頂けたら幸いです。
大坊珈琲店
東京都港区南青山3-13-2
tel. 03-3403-7155
尚、卸売り希望の方は、こちらからお問い合せ下さい。
https://guillemets.net/contact/contact.html