濱中史朗展—Shiro HAMANAKA—the last show for “alternative white” exhibition/ceramic works


photo: Tadayuki Minamoto

濱中史朗展
the last show for “alternative white”

2018年12月8日(土)-16日(日)
1–6 pm 会期中無休

史朗さんに初めて「さる山」で展覧会をしてもらったのが、2006年の春。
その後、彼とは国外も含め各地で協働し、萩焼のプロダクト制作も行いました。
「さる山」での個展だけでも今回で12回目となり、最後の展覧会となります。
皆様、是非お出掛けください。
史朗さんと共にお待ちしております。
——猿山修

史朗さんからも言葉を頂きました。
はや 12年
今回でラストを飾ります
さる山で一つの形ができました
それを崩したりもしました
戻るところがありました
色んな思いを頂きました。渞さんにDMの写真を撮ってもらい続けました
自身の物を撮られるのですけれど
それによって今とか 次とか
イマジネーションを与えてもらった人です。今回は力が抜けてます
一つの区切りです
それが 形です。
——濱中史朗

昨年、下記の書籍を写真家の渞忠之さんと共に制作し刊行しました。
「さる山」にてお買い求め頂けます。

書籍 “alternative white”
本冊/AB判ドイツ装
別冊/AB判仮フランス装
陶磁器/濱中史朗
写真/渞忠之
文/山本千夏
英訳及び仏訳/藤本香織
限定版函製作/西尾彩
装釘/猿山修
印刷/株式会社豊文社印刷所
製本/誠製本株式会社
発行/ギュメレイアウトスタジオ内
引用符書店

https://guillemets.net/work/書籍-alternative-white/

於「さる山」
106-0046
東京都港区元麻布3-12-46
和光マンション101
電話03-3401-5935
https://guillemets.net

—Shiro HAMANAKA—
the last show for “alternative white”
exhibition of ceramic works
Sat, Dec. 8–Sun, Dec. 16, 2018

Photography by Tadayuki Minamoto
We published his photo collection last year.

photobook “alternative white”
Ceramic works: Shiro Hamanaka
Photography: Tadayuki Minamoto
Text: Chinatsu Yamamoto
Translation: Kaori Fujimoto
Boxes for special edition: Aya Nishio
Book design: Osamu Saruyama
Printing: Houbunsha Printing Co., Ltd.
Bookbinding: Makoto Bookbinding Co., Ltd.
Publication: Guillemets Layout Studio, 2017
Price: ¥7,000—excluded tax

https://guillemets.net/work/書籍-alternative-white/

at SARUYAMA
#101 Wako Mansion Motoazabu
Minato Tokyo/1060046 Japan
81(0)3-3401- 5935
https://guillemets.net/

Please come see them.

書籍 「alternative white」
写真/ミナモト忠之 陶磁器/濱中史朗 文/山本千夏 翻訳/藤本香織 特装函/西尾彩 装幀/猿山修 印刷/(株)豊文社印刷所 製本/誠製本(株) 発行/引用符書店

gb-001 photo book “alternative white”
photos: tadayuki minamoto, ceramic works: shiro hamanaka, text: chinatsu yamamoto, translation: kaori fujimoto, box for special edition: aya nishio, book design: osamu saruyama, printing: houbunsha printing co., ltd.
bookbinding: makoto bookbinding co., ltd, pubulication: guillemets layout studio

「KINOE Lingerie+ 展示会」


さる山でも靴とバッグの展示会をされていた立野千重さんとギュメレイアウトスタジオの山本千夏がランジェリーブランド KINOE を立ち上げました。最初の展示会を行います。
KINOE Lingerie +
自然な美しさ、過不足なく満たされる
シンプルで着心地がよく、機能的であること
そして、女性として身につけること自体を楽しむこと
時には誰かのために、どんな時も自分自身のために
上質なシルクを使用したBra、Panty、Yumojiという最もスタンダードなアイテム全4型10種を発表致します。
会場はジュエリーブランドtmh.の運営するスペースです。
是非あわせてご覧ください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
@tmh.&L’INTERIEUR
東京都渋谷区恵比寿南2-9-8 2B
03-3716-6982
http://www.atelier-tmh.com/about.html
◯free day
2018.4.21(土),22(日)12:00-19:00
どなたでも自由にご覧頂けます。
予約の必要はありません。
受注以外に、一部販売分もございます。
◯business day
2018.4.24(火),25(水)12:00-19:00
業者の方にご覧頂く日程です。
予約制ですので、ご希望の日時を下記ウェブサイトのcontact、もしくはFBメッセージからメールにてご連絡ください。
担当:KINOE/山本千夏
kinoejapan.com

猿竹工芸商會レクチャー 第二回

大分竹田にて、ギュメレイアウトスタジオの山本千夏が行います。
デザイナー・猿山修×大分県竹田市在住クリエイター協働プロジェクト
「猿竹工芸商會」レクチャー
第2回:ものづくりから流通まで〜価格と書類作成〜

[参加者募集:4/13]猿竹工芸商會レクチャー第2回ものづくりから流通まで〜価格と書類作成〜


ご興味ありましたら、是非お出掛けください。
「猿竹工芸商會」についての詳細は、こちらをご覧ください。

|猿竹工芸商會

デザイナー・猿山修×竹田市在住クリエイター協働プロジェクト

「猿竹工芸商会」ミニレクチャー
第一回:「モノを売るとは」ギャラリー業の考え方と実際の流れ
2018年10月の新作発表を目指し、竹田市在住クリエイターとのプロダクト開発のみならず、流通・販売を含めて展開中の、デザイナー・猿山修×竹田市在住クリエイター協働プロジェクト「猿竹工芸商会」。プロジェクトの一環として、ゲストの山本千夏さんを講師に迎えたミニレクチャーを行うことにしました。テーマは「モノを売ること」。「考え方」と「実務」について、参加のみなさまとコミュニケーションを図りながらの実施を考えています。
ぜひご参加ください。
第一回:「モノを売るとは」ギャラリー業の考え方と実際の流れ
日時:2018年2月1日(木)17:30-18:30 ※終了予定
会場:たけたから(大分県竹田市大字竹田町233-1)
参加費:500円
講師プロフィール:山本千夏(やまもとちなつ)
1980年生まれ。 工芸等を扱うGallery Yamamoto(栃木県野木町)にて企画運営を行う。猿山修主宰の「ギュメレイアウトスタジオ+さる山」では、広報、企画運営等、幅広く担当。 執筆も行う。
デザイナー・猿山修×竹田市在住クリエイター協働プロジェクト「猿竹工芸商会」とは

|猿竹工芸商會


2017年9月現在、人口22,000人ほどの大分県竹田市には、市の移住促進策もあり、約40名のクリエイターが移住、作品を生み出しながら暮らしています。ひとつの作品やプロダクトが生み出されるまでに辿るプロセスは、クリエイターにより、それぞれ異なります。2018年秋の新作発表等をはじめとした、デザイナー・猿山修と山本千夏をゲストにスタートする、竹田市在住クリエイターとの協働プロジェクトです。新作制作のみならず、流通・販売を含めたプロジェクト、多くの方々と進めていきたく考えています。
参加クリエイター:井上愛仁(ガラス作家/ガラス工房「Magma Glass
Studio」主宰)、小河眞平(革作家/「paisano」主宰)、豊田豪史(木工芸作家/「木暮らし舎」主宰)、西村和宏(「WIRES」主宰)、中西美香(陶芸家/「月函」店主)、中村秀利(「WARAUHANA」店主)

濱中史朗展 “alternative white” Shiro HAMANAKA exhibition | ceramic works and photo books

陶胎漆器。急須、杯。

陶胎漆器。杯。

陶胎漆器。鉢、碗。

「森岡書店」と「さる山」での濱中史朗展 ”alternative white” は終了しました。ご来場くださった多くの方に心よりお礼申し上げます。
展覧会出品物の一部は、引き続き「さる山」にてご覧いただけます。
写真家みなもと忠之撮影による濱中史朗周辺を記録した写真集、“alternative white”を刊行致します。
上記内容の本冊と「さる山」での濱中史朗展案内状をまとめた別冊からなるものです。

本冊/AB判ドイツ装、別冊/AB判仮フランス装
写真/みなもと忠之
文/山本千夏
英訳及び仏訳/藤本香織
装釘/猿山修
印刷/株式会社豊文社印刷所
製本/誠製本株式会社
限定函/西尾彩
発行/引用符書店
濱中史朗の新作と写真集、濱中史朗の無釉白磁に漆(安西淳)と加飾(加藤由香子)を施した陶胎漆器。製本家の西尾彩製作専用函に写真集と濱中史朗の平杯を納めた限定版も用意しました。
「さる山」
106-0046
東京都港区元麻布3-12-46 和光マンション101
電話03-3401-5935
https://guillemets.net
www.facebook.com/guillemets.layout.studio.saruyama
・書籍 “alternative white”
・30部限定版(書籍 “alternative white” +平杯+専用函)
・陶胎漆器(濱中史朗/無釉白磁、安西淳/漆下地、上塗、加藤由香子/加飾)
Information from ‘SARUYAMA’
“alternative white”
Shiro HAMANAKA exhibition | ceramic works, Shiro HAMANAKA/Jun Anzai/Yukako Kato
ceramic with lacquer works and new photo books
at “SARUYAMA”
3-12-46-101 Motoazabu Minato Tokyo/1060046 Japan
phone 81(0)3-3401-5935
https://guillemets.net/
http://www.facebook.com/guillemets.layout.studio.saruyama
photo book “alternative white”
ceramic works: Shiro Hamanaka
photography: Tadayuki Minamoto
text: Chinatsu Yamamoto
translation: Kaori Fujimoto
boxes for special edition: Aya Nishio
book design: Osamu Saruyama
printing: Houbunsha Printing Co., Ltd.
bookbinding: Makoto Bookbinding Co., Ltd.
published by guillemets layout studio, 2017
Shiro Hamanaka + OOYAGAMA website
http://ooyagama.com/
Please come see them.
#shirohamanaka #tadayukiminamoto
#moriokashoten #guillemetslayoutstudio

濱中史朗展 “alternative white” Shiro HAMANAKA exhibition | ceramic works and photo books


写真家みなもと忠之撮影による濱中史朗周辺を記録した写真集、“alternative white”を刊行致します。
上記内容の本冊と「さる山」での濱中史朗展案内状をまとめた別冊からなるものです。
本冊/AB判ドイツ装、別冊/AB判仮フランス装(300部限定)
写真/みなもと忠之
文/山本千夏
英訳及び仏訳/藤本香織
装釘/猿山修
印刷/株式会社豊文社印刷所
製本/誠製本株式会社
限定函/西尾彩
発行/引用符書店
販売価格/7,000円(税別)
「さる山」にて濱中史朗の新作と写真集、「森岡書店」では濱中史朗の無釉白磁に漆(安西淳)と加飾(加藤由香子)を施した陶胎漆器を展示販売致します。製本家の西尾彩製作専用函に写真集と濱中史朗の平杯を納めた限定版も用意し、両会場にて販売・予約を承ります。
濱中史朗展 “alternative white” 於「さる山」
・書籍 “alternative white”
・30部限定版(書籍 “alternative white” +平杯+専用函)
・濱中史朗作品
2017年12月9日(土)–17日(日)
1–6 pm 会期中無休
@「さる山」
106-0046
東京都港区元麻布3-12-46 和光マンション101
電話03-3401-5935
https://guillemets.net
http://www.facebook.com/guillemets.layout.studio.saruyama
濱中史朗展 “alternative white” 於「森岡書店」
・書籍 “alternative white”
・30部限定版(書籍 “alternative white” +平杯+専用函)
・陶胎漆器(濱中史朗/無釉白磁、安西淳/漆下地、上塗、加藤由香子/加飾)
2017年12月12日(火)–17日(日)
1–8 pm 会期中無休
@「森岡書店」
104-0061
東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1F
電話03-3535-5020
http://soken.moriokashoten.com
“alternative white” Shiro HAMANAKA exhibition
ceramic works and new photo books
December 9–17, 2017
1–6 pm open
at “SARUYAMA”
3-12-46-101 Motoazabu Minato Tokyo/1060046 Japan
phone 81(0)3-3401-5935
https://guillemets.net/
http://www.facebook.com/guillemets.layout.studio.saruyama
“alternative white” Shiro HAMANAKA/Jun Anzai/Yukako Kato exhibition
ceramics with lacquer works and new photo books
December 12–17, 2017
1–8 pm open
at “MORIOKA-SHOTEN”
Suzuki build. 1F 1-28-15 Ginza Chuou Tokyo/1040061 Japan
phone 81(0)3-3535-5020
http://soken.moriokashoten.com
photo book “alternative white”
ceramic works: Shiro Hamanaka
photography: Tadayuki Minamoto
text: Chinatsu Yamamoto
translation: Kaori Fujimoto
boxes for special edition: Aya Nishio
book design: Osamu Saruyama
printing: Houbunsha Printing Co., Ltd.
bookbinding: Makoto Bookbinding Co., Ltd.
published by guillemets layout studio, 2017
price: ¥7,000+tax
Shiro Hamanaka + OOYAGAMA website
http://ooyagama.com/
Please come see them.

陶胎漆器と濱中史朗の本

山口萩の濱中史朗さん製作無釉白磁に、石川輪島の安西淳さんが下地から上塗りまでを、加藤由香子さんには加飾を施してもらった陶胎漆器。
この年末、森岡書店にてギュメ発行の書籍(photo by Tadayuki Minamoto) “alternative white” と共にお披露目予定です。
乞うご期待!

内側は上塗り塗り立て、外側は銀箔貼りの黒化仕上。

銀や金の箔貼り仕上。

仕上途中のものなど。

Olectronica 「彫刻と絵画」@さる山


僕らOlectronicaがライフワークとして制作をしているWood figureは、それ自体、動きの少ない小さな木彫の人形です。空間や鑑賞者との関係を強く意識した作品で、それぞれの視点や感覚によって新たな作品として展開することを期待しています。想像妄想で作品を自由に動かし、是非この空間を飛び出して下さい。また、平面作品も展示します。併せてお楽しみ頂ければと思います。
——オレクトロニカ 加藤亮、児玉順平
2017年2月18日(土)–26(日)
1–6 pm 会期中無休
18, 19日 オレクトロニカ/加藤亮、児玉順平 在廊予定
Olectronica ウェブサイト
http://www.olectronica.com/
 
大分県竹田市。初めて行った時には、随分日本の端っこに来たものだと感じ入ってしまった。最寄りの熊本空港から車で1時間半ほどの、山をいくつも越えて辿り着くその土地は、すり鉢状の地形で、時々巨石がにょきっと顔を出している。四方を山に囲まれ、街の外へ出るためには必ずトンネルを通らなければならない。奥まった印象である。現在も残る岡城址と城下町の風情がにぎやかだった昔を思わせる。街中から少し歩けば、豊かな自然や田畑が広がり、山水画のような景色をあちこちに見ることが出来る。
ここはひとがいい。
彼らは何だか放っておけないところがある。そこそこ大人なのに、純粋なところがあって、子犬みたいについてくる。僕が気まぐれで三日続けて釣りに行った時、何を思ったか、心配してついてきた。何か話す訳でもなく、だた一緒に釣りをした。時々こちらをちらちら確認する眼差しは、笑えるほど優しくて真剣だった。
そうやってひとを見ているのだろう。木片から、こつこつ小さなひと形の像を彫り出し、配置する。ひとりひとりは飛び抜けて立派でもなければ個性的でもなく、善人でも悪人でもなさそうである。かといってのっぺらぼうの虚無ではない。すくっと立つそのひとたちは、どこにでもいる少し悩みがあって、それでもささやかな楽しみを生きるひと、自分の道をひたすらいくひと、そして遠くから見守ってくれる大きなひと。ひとを単純化した時、普遍性が現れる。その傍らには、ともに歩むようにして、観る人、接するひとにも想像する自由を。
心を寄せるには、余白が必要だった。
十一月に草刈淳がさる山へやって来るのは、オレクトロニカが関係している。
——山本千夏

寒川義雄+猿山修  “series of ceramic works” 展

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寒川義雄/製作、猿山修/デザイン、ギュメレイアウトスタジオ/制作による器とシェードのシリーズが出来上がりました。さる山ではお披露目の展示を、Gallery Yamamotoでは寒川さんの個人作品も加えた展覧会を行います。
どうぞお出掛け下さい。
さる山
2015年6月13日(土)より21日(日)迄
open 1—6 pm 会期中無休
106-0046
東京都港区元麻布3-12-46和光マンション101
03-3401-5935
https://guillemets.net/
http://www.facebook.com/guillemets.layout.studio.saruyama
Gallery Yamamoto
2015年6月27日(土)より7月5日(日)迄
open 11 am—5 pm 会期中無休
329-0112
栃木県下都賀郡野木町南赤塚786-2
0280-56-2444
http://gyamamoto.exblog.jp/
「小倉珈琲の味」
世の中には意外な組み合わせというものがある。出合った時は軽いめまいがした。それは確か、群馬県のとある喫茶店で、小倉珈琲という品名だったと思う。メニューに写真はなく、お店の人に聞くしかない。「小倉珈琲って」と言いかけると、お店の人が伝票に書こうとしたので急いで続ける。「あっあの、小倉珈琲ってどういうものですか」「珈琲ゼリーにあんこがのったものです」なぜ、あえて一緒にするのか。別々に食べればよいではないか。でも合わせるにはきっと理由があるに違いない。怖いもの見たさで、つい頼んでしまった。ひとくち食べると、小倉の甘みと珈琲の苦みのバランスが絶妙で何とも美味しい。ありそうでなかった味。互いを引き立て合っている。これこそ相乗効果というものである。意外な組み合わせが生む、幸福な関係。作り手とデザイナーの出会いもそんな風であったらよいと思う。
―山本千夏

グラスシリーズ “BAR” お披露 fresco+猿山修+東屋

BAR.dm.141007.s
 
イタリアに古くから伝わる宙吹きガラスの技法を用い、さまざまなお酒や飲みものに合わせてグラスを揃えました。
ガラスの涼しげな印象とは裏腹に、作業はガラス炉の熱気が立ち込める過酷な環境の中で行われます。溶けた柔らかいガラスは黄金色に輝き、一見おいしそうな水飴のようですが、近付いた時の熱とまぶしさが1200℃の高温であることを感じさせます。このガラスを棹に巻き付けそっと息を吹き込むと、水飴状のガラスは瞬時に透明な薄い風船のように膨張します。内側からの圧力によって生まれる、この一瞬の自然な膨らみを捕らえるのが宙吹きガラスです。膨らみつつある形をどこで捕らえるか、その判断がグラスを形作る曲線を決定します。棹を鉄板の上でテンポよく転がし、道具を使いながら膨らんだ風船をカップへと成形していきます。傍らではアシスタントがタイミングよく棹に息を吹き込みます。二人三脚の無駄のない動きはベネチアンスタイルならではの工程です。
‘BAR’シリーズの持ち手部分は、主にアヴォリオと呼ばれる糸巻き状のパーツで構成されています。このパーツは、元来ベネチアンスタイルの大きな特徴である装飾の施された持ち手と薄手のカップをつなぐ役割を果たしてきました。体積の違いによる温度差から、接続時に生じやすかった割れを、アヴォリオを介すことで防いでいます。その機能性と、イタリア中世の建築構造や装飾から影響を受けたと思われるデザイン性とが合わさった知恵の結晶です。
カップとアヴォリオが出来上がったら、最後はフットです。アヴォリオに風船状のガラスを付け、風船の口を広げながら円を描くように押し広げ、底を平らにしてフット部分が完成します。ガラスの塊を平たく押し潰すだけの方法に比べ、一層繊細な仕上がりです。ここでも一手間を惜しみません。
ガラスは冷めるにつれて段々と固まり動かなくなってしまうため、全体的に均一な薄い作りのベネチアンスタイルには、高度な技術とスピードが要求されます。特に小さなグラスはガラスが冷めやすくなるため、作り手の長年の経験に基づく素早い判断が必要です。
伝統的な形を参照しながら、使いやすさをを考慮し、カップや持ち手のサイズを工夫しました。お酒の種類に合わせ、ちょうどよい一杯分をカップの大きさに反映させています。同時に、用途は限定されていませんので、ワイングラスで水やジュースを、シャンパーニュグラスでビールを等、ご自由にお使いください。気軽にお使いいただけるよう、持ち手は安定感のある長さにしました。アヴォリオがシンプルなデザインの中に上品な華やかさを与えています。厚すぎず薄すぎない、手取りの安心感と適度な緊張感、口当たりのよさも自慢です。宙吹きガラスならではの揺らぎや自然な丸みもおいしさに味方します。
日々の食卓から、だれかと過ごす特別なひととき、静かなひとりの時間まで。グラス、飲みもの、場面の取り合わせを多様にお楽しみください。
2014年10月4日(土)より12日(日)迄
初日4日土曜日 辻野氏(fresco代表)在廊
於「さる山」
営業時間 1—6 pm 会期中無休
東京都港区元麻布3-12-46和光マンション101
電話03-3401-5935
https://guillemets.net/
http://www.facebook.com/guillemets.layout.studio.saruyama
資料デザイン/山口信博+吉田結
編集/山本千夏
活版印刷/弘陽・三木弘志
制作/東屋
〒141-0022
東京都品川区東五反田5-4-20
03-5798-7510
info@azmaya.co.jp

「猿山道場」登場人物一覧。

matumoto.smatumoto2.s
松本武明・道場主
表の顔は温厚な道場主、裏の顔はうつわ学園の学園長だった! 深い愛情をもって門下生、師範をも見守る、普通のノートにはおさまり切らないうつわの大きなひと。道場、学園の年間行事は全て企画しているが、盛り上がりに欠けるとすねて部屋の隅で体育座りしてしまう。
 
futagawa
二川修・応援団
不登校が続く問題児。シニカルに世の中を見ているが、まめで綺麗好きの一面も。不良ぶってはいるが、情に厚く涙もろい。「俺は腐ったみかんや」が口癖。
hanaoka
花岡央・ボクシング部
前向きな元気キャラ。クラスのまとめ役。それがあだになって苦労することも多々有り。次期生徒会長の席を狙っている。
hattori
服部竜也・空手部
生まれもっての体育会系。先輩にきちんと挨拶ができる礼儀正しさ。技の切れは抜群。家ではプラモデルが趣味。
imamura
今村肇・アメフト部
佐賀県からの転校生。猿山道場きっての手練。その満面の笑顔に誰もがころり。実は、JICONが密かに送りこんだ道場破り。
kaoru
松本かおる・合気道部
見た目は女性的だが、小さい頃から男の子の遊びの方が好き。心の鍛錬を求めて合気道部の門をたたく。トイレに行くにも、女子で連れ立つことなく、自分の道は自分で。
 
 
nishigaki
西垣聡・相撲部
まだ1年生の初々しさ。今はぶつかり稽古の毎日。実家が美容院。髪が伸びたら、自分でまげを結うのが夢。
 
nitta
新田佳子・応援部
本当はチア部に入りたかったが、つい気後れしてしまい、応援団に。ゆっくりモードだが、一番しっかりしたお姉さんキャラ。
numata
沼田智也・遠泳部
思いこみの激しい天然キャラ。野球部ユニフォームは、コスプレ。海辺育ちの遠泳部。おじいちゃんに教わった古代泳法が得意。
takagi
高木剛・柔道部
がんこ一徹。無駄口はたたかない。古風を好む。鉄下駄で登校するが、できればやめたいと思っている。見た目は骨太だが、意外に人見知りの赤面症。
monkasei
猿山道場・門下生
猿山師範のもとに集まった9人の有志たち。chinatsu
山本千夏・チアリーダー
誰にも愛される人気キャラ。皆んなをまとめる天性のチアリーダー。人の話を聞いているようで、実は一番のコントロール上手。 saruyama
 
猿山修・師範
若い頃はカミソリのような鋭い技を繰り出したが、今は酒とともにある人生。得意技は、もちろん酔拳。チア部の応援がないと何もできない。

「くるみの木」とともに。30年の収穫祭

プリントくるみの木30周年lot.0424out6月2日まで阪急うめだ本店にて行なわれている、「くるみの木」とともに。30年の収穫祭 に猿山修の一点もの金工品が出品されています。Gallery Yamamotoも出張ギャラリーとして参加しています。お近くの方は是非御来場下さい。
http://www.kuruminoki.co.jp/ichijyo/