• note
  • works
  • stockists
  • online store
  • contact
search

プロダクトに関するお問い合わせ及び、グラフィックデザイン、空間設計等のご相談は、‘contact’ ページよりe-mailにてお受け致します。

About design for graphic, products, space, etc., contact us by e-mail, please.

タグ: さる山

April 2, 2025

居酒:古器と書画 @青花室 “IZAKE” exhibition: old things and drawings




























TAGS: kogeiseika, さる山, 対談, 居酒, 展覧会, 工芸青花, 平松麻, 猿山修, 西尾彩, 講座, 青花室
February 25, 2025

茶話会|猿山修|本日居酒致し候 @青花室

■茶話会|猿山修|本日居酒致し候
日時|4月4日(金)18時半-20時半|開場18時
会場|青花室
東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)
定員|20名
*下記青花ショップよりチケットをお求めください。
https://store.kogei-seika.jp/products/sawa-saruyama-01

*参加者は猿山さんデザインの耐熱ガラスコップ(写真参照。高7cm)1個をお持帰りいただけます
*ワンドリンク制です(日本酒/1杯500円+お茶/500円・お代り自由)
*料理家・後藤しおりさんによる酒肴つき(写真はイメージです)

内容|以下の展観を機に、猿山さんをかこむ会を企画しました。打上げ、です。
─
■展覧会|猿山修|居酒:古器と書画
□2025年3月25日−4月4日|青花室(神楽坂)

猿山さんから|
「そういえば、昨年一緒に行った、ほら、あなたお酒の後のわっぱ飯を気に入っていたでしょ、あのお店。ビルの解体で移転先が見つからず、年明けには閉店するかもしれないそう。何かわかったら、また電話するね」
こんな話をする機会が増えました。行きつけだった美味しい蕎麦居酒屋が、コロナ禍を乗り切れず閉めてしまいました。一方、先のお店は移転先が見つかったと聞き、一安心です。失われるかと思うと、その存在の大きさに気が付くものですね。
居酒屋が好きです。だからといって、こんな日が来るとは思いませんでした。美味しいものを用意して、一夜限りの場を設けます。お時間ありましたら、是非お出かけください。



TAGS: kogeiseika, さる山, 対談, 居酒, 展覧会, 工芸青花, 平松麻, 本日居酒致し候, 東屋, 猿山修, 茶話会, 講座, 青花室
February 15, 2025

講座|工芸と私83|猿山修+平松麻|絵と酒 @青花室

■講座|工芸と私83|猿山修+平松麻|絵と酒
日時|4月2日(水)18時半-20時|開場18時
会場|青花室
東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)
定員|30名
*下記青花ショップよりチケットをお求めください。
https://store.kogei-seika.jp/products/lecture-kogei-83

内容|作り手、売り手、使い手の方々と、「工芸」のことを考えるシリーズです。今回は、以下の展観を機に、猿山修さんと、画家の平松麻さんの対談をおこないます。
─
■展覧会|猿山修|居酒:古器と書画
□2025年3月25日-4月4日|青花室(神楽坂)

猿山さんから|
「居酒──いざけ」。今晩もまたここにやってきた。「熱燗二合、もう一つお願いします」。くつろいだ人々が集まる心地の好い場所で、幸せな一杯を頂く。「小肌酢も、お願いします」「あ、卵焼きも」。いつ何を注文するか、でその人の何かがわかる気がする(それが何かはわからない)。
「小皿に豆が三粒だなんて、可愛らしい」「この品書き好いですね。どなたが書かれたのですか?」。味もさることながら、器や盛り付け、内装のちょっとしたことに心がとまると楽しい。
「今日も美味しく頂きました、また来ますね」「ここ、好いでしょう? またご一緒しましょう。気を付けて、おやみなさい」。そんな話が出来たらいいなと思います。
─
平松さんから|
墨を磨る時間は何にも代えがたいものです。墨をふくんだ筆を真白な紙に下ろす瞬間もしかり。それから始まる線の流れに猿山さんの時間を観ます。
書画「まるぼし」に描かれた一尾の魚に、胴から尾にかけては干されたようすを、海を反射するような目玉とまるで喋りだしそうな下顎の線には活きた趣を感じました。──尾に流れるふたつの時間。
ちいさな赤い落款印がクコの実のようで、つい箸の先でつまみたくなりました。猿山さんの選ぶ器に酒をとくとく注ぎつつ、なんだか「まるぼし」の線を噛んでみたい気分です。

講師|猿山修 SARUYAMA Osamu
1966年生れ。ギュメレイアウトスタジオ主宰。グラフィック、プロダクト及び空間デザインを広く手掛ける。窯元等へのデザイン提供、陶工、金工等の作家との共作も多数。演劇、映像及び展覧会のための作曲・演奏活動も行なう。
─
講師|平松麻 HIRAMATSU Asa
1982年生れ。油彩画家。「雲」を主なモチーフとして自身に内在する景色を描く。
http://www.asahiramatsu.com/

TAGS: kogeiseika, さる山, 対談, 居酒, 展覧会, 工芸青花, 平松麻, 猿山修, 講座, 青花室
February 14, 2025

居酒:古器と書画 @青花室 “IZAKE” exhibition: old things and drawings

■展覧会|猿山修|居酒:古器と書画
会期|2025年3月25日(火)-4月4日(金)
*予約不要、ただし3月25・26日は青花会員のみ(会員証ご提示ください)
休廊|3月31日
時間|12-18時
会場|青花室
東京都新宿区矢来町71 新潮社倉庫内(神楽坂)
https://www.kogei-seika.jp/gallery/seika/202503.html

居酒致し候――猿山修
酒を愉しむ時間を、一体どのくらい過ごしてきただろう。気の置けない仲間と、緊張を伴う先輩と、恋人と、独りでも、そして娘とも。押しかけた友人の部屋や押しかけられた狭いアパートで、夕暮れ時の仕事場、下町の赤提灯、山中の出湯、真夏の島の砂浜、外国の食堂でも、沢山の居酒をしてきた。
江戸時代中期、量り売りが基本の酒屋の店先で、升酒を飲ませる「角打ち」が繁盛し始める。「酒屋に居続けながら飲む」客がなかなか帰らない様子から、「居酒」を飲ませる酒屋のことを「居酒屋(いざけや)」と呼ぶようになった。こうして「居酒」の呼び名が一般化し、日本の居酒屋文化の基礎が出来上がったのだという。自分の人生と重なって見えることはいうまでもない。
この度は、「新潮社倉庫」にて居酒いたします。皆様との乾杯を楽しみにお待ちしています。

TAGS: kogeiseika, さる山, 対談, 居酒, 展覧会, 工芸青花, 平松麻, 猿山修, 講座, 青花室, 骨董
October 5, 2024

宮崎へ

unefig. 秋の試着販売会(ランジェリーに加えて最新の洋服のコレクションも)は、今回で二回目となる宮崎のgallery上田島 @gallery_kamitazimaから始まりますが、今年は椿古道具店 @tsubaki_antiques、さる山 @conoide_saruyamaも出品します。
また、木兰 mulan @____mulan_のお料理も予約制で頂けます。
皆様にお会い出来ますこと、愉しみにして伺います!



photos by Hua Wang

gallery 上田島
2024.10.18(金)–20(日)
11:30–17:00
宮崎県宮崎市佐土原町上田島5834 DACOTA内
0985-89-4844
https://kamitazima.com/
*期間中のランチやバー営業についてはインスタグラム @cotawakaでご確認ください。

木兰 mulan
090-4778-4304
自然の食材を使った野菜たっぷりのコース料理
◎前菜・スープ・メイン・デザート・フレーバーティー
税込 3,000円
@____mulan_
日南は飫肥の城下町に10月26日オープンします。
オーガニックで健やかな食事と草花を設え、
心落ち着く時間になればと願ってます。
店主 田中博子
・
19日(土曜日のみ)は
夕方からbar猿山が開店予定です。
プロダクトデザイナーの猿山さん・千夏さん
椿ママとのおしゃべりも楽しめます。






TAGS: gallery上田島, Hua Wang, unefig., さる山, 木兰 mulan, 椿古道具店
May 21, 2023

六九工藝祭@松本

今年は古道具を中心にオレクトロニカと共に参加します。

2023.5.27–28
2012年に始まった六九クラフトストリートは10年の節目を迎え2022年から「六九工藝祭」として再出発しました。今年は新しい会場と新たな作り手が加わり、2回目の工藝祭が開催されます。

#六九工藝祭アーティストキュレーション
作家は作り手であるとともに、秀れた眼を持つ選者であり、独自の広いネットワークを持つ存在でもあります。そうした作家の独特な視点から生み出された展覧会空間を見てみたいという動機から、一作家を選び、その方には自らの個展ではなく、作り手らしいキュレーションによる展示をお願いすることにしました。これはアーティストの活動の背景やその可能性を探り、
アーティストによる工芸キュレーションの環境を育んでいきたいと企画されたものです。本年はハタノワタルさんにその役を担っていただきます。(三谷龍二)

【Gallery】
①10cm「うつわのそれから」展 三谷龍二
②Roundabout/Outbound
③KiKU 竹俣勇壱、杉田明彦、郡司庸久・慶子、富井貴志、山野アンダーソン陽子、角田淳
④さる山 古道具、猿竹工芸商會、オレクトロニカ、ユンヌフィグ
⑤minä perhonen 松本店
⑥gallery yamahon
⑦guú by kanam 森岡成好・由利子展「工藝前夜」
⑧ハタノワタル/Oku2 ハタノワタル、大橋史人、津久井珠美、石黒幹朗、平間磨理夫
⑨m4Gallery

【Food】
a. クレアパ
b. オオヤコーヒ焙煎所、Portebonheur
c. そればな、花果、草譯、和菓子 七草

【会場】
①10cm
②高松屋
③ことの葉(@hanaya_kotonoha)
④相模屋(#相模屋)
⑤minä perhonen 松本店
⑥バンタム(#バンタム)
⑦guú by kanam
⑧油三洋裁店(#油三洋裁店)
⑨前田木藝工房 m4Gallery
a. 森脇刃物店
b. 10cm 前庭
c. 大手門平面駐車場南公園

graphic design: サイトヲ ヒデユキ(@saito_hideyuki)

TAGS: 10cm, galleryYamahon, guúByKanam, KiKU, m4Gallery, minäPerhonen, Oku2, OUTBOUND, Portebonheur, Roundabout, ​オオヤコーヒ焙煎所, オレクトロニカ, クレアパ, ことの葉, サイトヲヒデユキ, さる山, そればな, ハタノワタル, バンタム, 三谷龍二, 六九工藝祭, 古道具, 和菓子七草, 大橋史人, 富井貴志, 山野アンダーソン陽子, 平間磨理夫, 杉田明彦, 森岡成好, 森岡由利子, 森脇刃物店, 油三洋裁店, 津久井珠美, 猿竹工芸商會, 相模屋, 石黒幹朗, 竹俣勇壱, 花果, 草譯, 角田淳, 郡司庸久, 郡司慶子, 高松屋
March 7, 2023

「がらくた展」@ギャラリーブリキ星 “odds and ends” @gallery BURIKIBOSH

「がらくた展」@ギャラリーブリキ星に参加します。

於 「ギャラリーブリキ星」
東京都杉並区西荻北5-9-11

2023年3月17日(金)、18日(土)、19日(日)
12:00–18:00

antiques+ ふくや
ギャラリーブリキ星
さる山
ナイマ
mabsau
骨董うまこし

皆様のご来場を心よりお待ちして居ります。

“odds and ends” @gallery BURIKIBOSH

Fri. Mar. 17–Sun. Mar. 19, 2023
12:00–18:00

antiques+ Fukuya
gallery BURIKIBOSH
saruyama
naima
mabsau
antiques Umakoshi

at ‘gallery BURIKIBOSH’
5-9-11 Nishiogikita Suginami Tokyo/167-0042 Japan

Please come see them.

TAGS: antiques+ ふくや, mabsau, ギャラリーブリキ星, さる山, ナイマ, 骨董, 骨董うまこし
May 9, 2022

六九工藝祭@松本

六九工藝祭! 松本にて。金工家の竹俣勇壱さんと共にさる山で参加致します。

https://www.69kougeisai.com

松本で皆さまにお会い出来ることを楽しみにしています。

こちらは、開催することが叶わなかった2020年の六九クラフトストリートDMのために書いたテキストに修正加筆したものです。↓

バタフライ・エフェクト
2016年から2019年まで毎年開催されてきた六九クラフトストリートは晴れることが多かった。関係者の日頃の行いがよいからだろうか。しかしよく考えてみれば、晴れの多い松本で、しかも五月に三日間だけなのだから、確率的に言えば雨が振る方が珍しい。それでも過去に大雨の日が一日だけあった。関係者の中によほど素行の悪い者がいるのだろうか。とは言え、嵐でなかっただけよしとしよう。
ブラジルでの一匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか。1972年、気象学者のエドワード・ローレンツがアメリカ科学振興協会で行った予測可能性についての講演のタイトルである。ローレンツはコンピューターシミュレーションによる気象モデルを観察していて、取るに足らないような初期値の極わずかな違いにより、気象パターンの結果が大きく異なることを発見した。カオス理論におけるこの性質の寓意的な言い換えがバタフライ効果であり、これをもってローレンツは長期予測不能性の提言へと至った。一匹の蝶が羽ばたく程度の非常に些細なことが、徐々に予想もしないような大きな現象の引き金になるというのである。
一枚の皿に、一本のスプーンに、一着のワンピースに、一冊の本に、一体どれ程の力があるというのだろう。それはすぐに感じられるものもあれば、長い時間を掛けて感じられるものもある。お気に入りの器を使うだけで、何ていうこともない食事が一層美味しく感じられることもあるし、今日の完璧なコーディネイトのおかげで一歩を踏み出せることもある。些細な上機嫌の連鎖が、思ってもみないような素晴らしい景色を見せてくれることもあるし、私を越え、どこか遠くの会ったこともない人の幸せに繋がっていることだってあるかもしれない。こんな想像は、映画の中だけに留めておくべきだろうか。あの本との出会いが今の私を作ったと何年も経って気が付く。随分遠くへ来たものだ。そんなドラマは平凡な人生には起こり得ないだろうか。その答えを一番よく知っているのは、使い手である。
使い手に届けるのは伝え手である。一つのものには、作り手の感じたこと、考えたこと、見聞きし体験してきたこと、身に付けた技術、その全てが含まれている。生まれた時、ものはすでに充実していて、もう存在しているだけで十分であるかのようにも見える。しかしそれだけではまだ孤独に空を漂っているにすぎない。それを伝え手がつかまえ、羽ばたかせる。空間を相応しく整え、魅力的に配置し、届くよう言葉を添える。バタフライ効果は羽ばたきによって始まるのだ。
ものは人の喜びを伴った時、相乗効果のようにして、大きな力を発揮する。それぞれの実感が大きな渦となって、誰も想像もしていなかったような現象を引き起こす。それは一人一人のうちにも起きるし、世界のうちに起こることもある。様々な要因が重なり、影響し合い、常に他でもあり得た可能性をはらみながら、一度きりの姿を見せる。同じ現象は二度と起こらないし、再現することも出来ない。ローレンツの観測通り、極わずかな違いで結果は大きく変わるのである。もし私たちが同じ時に、素晴らしい現象を共有出来たのだとしたら、その幸せを存分に享受し、感謝しようではないか。現象が消えても、ものは作り手の意図を越え、国境も時代も越えて、生き、残っていく。そこに喜びがあるならば、また蝶は羽ばたき、新たな現象が生じるだろう。願わくは、一匹の蝶があちこちで羽ばたき、不機嫌を吹き飛ばし、上機嫌の渦がそこらじゅうを席巻することを。
待ちに待った2022年、六九クラフトストリートは六九工藝祭に名を変え、三年振りに開催される。様々な人々が集い、見たり触ったり売ったり買ったり話したり聞いたり食べたり飲んだり怒ったり笑ったりして、いつものあの通りを行ったり来たりするだろう。カオスは避けられない。予測は不可能なのである。だからまた五月に松本へ行きたくなる。
二日間、大いに晴れることを祈って。
——山本千夏

TAGS: ​ KENTADOUGHNUTSCOFFEE, 10cm, gallery yamahon, minä perhonen松本店, OUTBOUND, porte-bonheur, Roundabout, Thumbs up, wakamatsu, ​オオヤコーヒ焙煎所, コートヤード, さる山, そればな, ツルミ製菓, 儘に, 六九工藝祭, 前田木藝工房m4Gallery, 森岡製菓, 椒, 竹俣勇壱, 花果, 草譯, 鼎

投稿ナビゲーション

過去の投稿
© guillemets layout studio + saruyama