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大坊勝次著『大坊珈琲店』、ついに復刊。
「さる山」では、復刊にあわせて大坊勝次焙煎の珈琲豆もご用意し、今月19日より販売を開始します! 珈琲豆は少量なので、是非お早めに。
お知らせはもうひとつ、出版を記念して本書の写真を撮られた関戸勇さんの写真展を表参道の山陽堂書店ギャラリーで開催します。その後の関連イベントについても、こちらでお知らせしていきます。
『大坊珈琲店』刊行記念写真展「大坊珈琲店」
青山通りを挟んで、山陽堂書店の斜向かいにあり、38年間愛されつづけた「大坊珈琲店」。昨年末に惜しまれつつ閉店した際に、私家版として製作された書籍が復刊することとなりました。その刊行を記念し、関戸勇による写真と大坊珈琲店で使用されていた机や椅子、道具類などを展示します。ぜひお立ち寄りください。
会期:
8月2日(土)~8月9日(土)
月曜~金曜11~19時、土曜11~17時、日曜休廊
会場:
ギャラリー山陽堂
東京都港区北青山3-5-22 山陽堂書店2・3F
電話:03-3401-1309
http://sanyodo-shoten.co.jp/gallery/
大坊勝次著『大坊珈琲店』
南青山で38年間、自家焙煎とネルドリップというスタイルを変えずに営み、昨年末に惜しまれつつ閉店した「大坊珈琲店」。その際に作られ完売した私家本がついに復刊。
店主・大坊勝次がコーヒーと店のあり方を綴ったマニュアル(活版印刷)、関戸勇による写真、縁のある35人の寄稿文を収録。
―寄稿者―
佐藤隆介、永六輔、矢崎泰久、武部守晃、葉山葉、小林庸浩、十文字美信、長谷川櫂、天児牛大、糸井重里、平松洋子、杉山英昭、嶋中労、門上武司、小川幸子、川口葉子、五十嵐郁雄、鳥目散帰山人、横山秀樹、升たか、遊佐孝雄、本多啓彰、渋澤文明、立花英久、立花文穂、切明浩志、岡戸敏幸、金憲鎬、芦澤龍夫、沖本奈津美、長沼慎吾、清田大志、金恵貞、大野慶人、小沢征爾(掲載順)
写真 関戸勇
装幀 猿山修
A5変型 上製/クロス装 258ページ
定価 本体3,000円+税
発行・発売 誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/pickup/daiboucoffee/
書籍「大坊珈琲店」復活!
昨年末に発売し、瞬く間に売切れとなった私家版書籍「大坊珈琲店」が復刊致します。
誠文堂新光社から出る改訂版は、7月中旬の発売を予定しています! 改訂版は少々仕様が変わりますが、大方私家版を踏襲致します。さらに皆様へお伝えしたいことがあります。なんと「大坊珈琲店のマニュアル」と題する第一章が全て活版で印刷されることになりました。関連イベントも予定していますので、改めてこちらのブログでお知らせ致します!
先日、活版印刷でお世話になる印刷所へ打合せに行ってまいりました。社長、職人共に皆素敵な人々です。印刷所の風景を少々。まずは、活字の母型。
手前は、四六判半裁用印刷機。半世紀前のドイツのハイデルベルグ社製。
こちらの印刷機は、菊判全紙の印刷が可能だそうです。
活字の並ぶ姿が、まるで図書室の様な…
素晴らしい職人技。
更に続く、活字… 圧巻でした。
大坊珈琲店
皆様、この名店をご存知でしょうか。青山通りに1975年開店、38年目にして再開発のため立ち退きを余儀なくされました。本年12月23日をもって閉店致します。あの界隈からこの素晴らしい文化が消えてしまうことは、非常に残念なことです。
仲間とともに「大坊珈琲店」という本をつくりました。写真家の関戸勇による記録と「大坊珈琲店のマニュアル」と題した大坊勝次の文章、加えて30名を超える大坊珈琲店に縁のある方々による寄稿文からなるものです。編集は、木内昇と竹内葉子、装釘は猿山修が担当致しました。限定の上製本となります。
12月初旬発売予定。大坊珈琲店とさる山にて販売致します。
価格は税込3,150円となります。お手に取って頂けたら幸いです。
大坊珈琲店
東京都港区南青山3-13-2
tel. 03-3403-7155
尚、卸売り希望の方は、こちらからお問い合せ下さい。
https://guillemets.net/contact/contact.html