note

unefig. 5th collection展示会のお知らせ

「like petals」
蓮の花には独特の美しさがある。池一面に咲きこぼれる様子は、もう桃源郷そのものである。冬枯れの茶色の池を知っていればなおさら、別世界に来てしまったような気になる。泥から真っ直ぐに一本の茎を伸ばし、大輪のピンク色の花を咲かせ、ゆったりと風に揺れる姿は、しなやかな女性の姿を連想させる。泥水の中に沈み込み、待つ間にも栄養を吸い上げ、充分に蓄え、少しずつ上へと伸びていく。したたかさがなければ花を咲かせることは出来ない。ふっくらとして色を滲ませる蕾には、ときめき弾むような予感が包まれている。花びらは一枚また一枚と開き、蜜を求める蜂を向かい入れては、またゆっくりと閉じる。それが数日繰り返され、やがて儚く花びらを落とす。そうして散り落ちた花びらに映るのは寂しさや悲しみだけではない。生きた彼女自身への祝福のようでさえある。だからこそ、美しい。花の一生は女性の一生にも重なり、今日一日の中にも、この一瞬にもある。私たちは何度だって咲き、祝福の花びらを降らすだろう。




五つ目のコレクションは、儚く軽やかな花びらのようなものにしたいと思い、これまでも多用してきたシルクサテン100%の生地をホットピンク、パープル、ピンクベージュで染めました。unefig.定番のブラックやグレーも忘れずに。クロスバックブラは三角形のシンプルなカップに背中で交わる細い肩紐が特徴です。細い肩紐は好きだけれど、なで肩で動くうちに落ちてきてしまうのがストレスという声に応えます。最初のコレクションで発表以来好評のティバックブラは微細にラインを変更し、新色も加え、再びお目見えです。どちらのブラもカップ部分に入れるシルク生地を増やし、よりトップの響きが軽減されるよう工夫しました。トラペーズメッシュパンティはハイウエストの形のサイドにメッシュを入れることで、安心感とセクシーさを両立させました。リバーシブルパンティはその名前の通り二枚の生地を重ね、表裏同じ縫製で仕立てた贅沢な作り。形はあくまで軽やかに、生地の重ね使いでより丈夫に。ゴムの使用も最小限にし、肌当たりも一層優しく。どちらのパンティもより長く履いて頂けるよう、ヒップとクロッチの縫い合わせ箇所を改良しました。クロップドタンクは短めの丈のゆったりとしたシルエット。ブラをちらりとのぞかせたり、他のタンクトップと重ねるのもおすすめです。コンバーティブルトップはシルク58%、ウール42%の混紡で柔らかく、さらりとした肌触り。現品限りの貴重な生地です。前後どちらを正面にしてもよく、裾のタイを緩く結んだり、ウエストに巻き付けたりと、ブラウスとジャケットの間のような感覚で、様々にコーディネイトをお楽しみ頂けます。ブラック、グレー、ピンクベージュの三色展開。何枚もの花びらが重なって一輪の花になるように、色やアイテム同士の組み合わせ次第でたくさんの可能性を秘めたコレクションに仕上がったと思います。
展示会では、サンプルをご覧頂き、5thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、心より楽しみにしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )

“like petals”
unefig. 5th collection
2023.9.14(Thu.)–17(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエ
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。 前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。

with
photos: Hiroko Matsubara @hirokomatsubaraa
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek) @hiroko.ishikawa.eek
model: Chie Yanagawa(AMAZONE) @amazone_models @___chie11
flower: Kentaro Sugi @sugikentaro @wasurekusa

「道端で摘んで生ける」八月——猿滑(サルスベリ)crape myrtle

花生:上野雄次 yuji ueno
撮影:高木康行 yasuyuki takaki

「烏泥一葉挿」
製造:高資陶苑 デザイン:猿山修 制作:東屋
“ceramic small vase”
ceramic works: takasuke-toen, design: osamu saruyama, production: azmaya

「道端で摘んで生ける」は、下記ギュメレイアウトスタジオ website から全てご覧頂けます。
https://guillemets.net/tag/%e9%81%93%e7%ab%af%e3%81%a7%e6%91%98%e3%82%93%e3%81%a7%e7%94%9f%e3%81%91%e3%82%8b/

「unefig. avec humoresque vol.2」のお知らせです。

昨年に引き続き、humoresqueとのコラボレーション展を開催致します。
humoresqueのコレクションに触れる時、目では色の豊かさを、袖を通せばシルエットの優雅さを、そして、肌では上質な素材を感じます。unefig.のアイテムは1st collectionからショップで取り扱い頂き、私自身も日頃からhumoresqueとunefig.の組み合わせを楽しんでいます。ランジェリーは基本的には表に出ないものですが、上に着る洋服の土台となり、その洗練に影響を及ぼすものだと考えています。それは必ずしも体のラインを整えるためだけではなく、リラックスした雰囲気やセクシーな気分を伝えることもありますし、全く存在を感じさせないことで洋服を引き立てること、時にあえて少し見せることで着こなしのスパイスになることもあります。
今回の展示では、humoresqueからはBlack、Gray、Pinkのカーディガンがお披露目となります。シルクとリネンの細い糸で編まれ、光に透ける様子は、まるで薄くて軽い砂糖菓子のよう。強い日差しや冷房から体を守り、着る人を美しく見せてくれるに違いありません。
unefig.からは二種類のタンクトップをご用意します。Type-h tankは以前から作っているType-u tankの胸元の空き具合を少し変更した形、涼やかなWhiteとLight gray、シルクサテン100%です。もう一つはhumoresqueの2023/SS collectionからインスピレーションを得て染めた、極薄いシルクシフォンで作りました。真夏の果実や海辺を連想させるLemonとCoral。ブラウスと合わせたり、タンクトップ同士を重ねたり、ほんの少し色味をさすように肩紐や胸元を見せたり、どうぞ自由にコーディネイトなさってみてください。一部ブラやパンティ等の既出のコレクションも並びます。
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。




photos by Hua Wang

unefig. avec humoresque vol.2
2023.7.14(金)- 16(日)
12:00-19:00
at humoresque shop
港区南青山6-7-1 1F
https://humoresque.jp
@humoresque.humoresque
@humoresque.shop
@unefig_japan

「道端で摘んで生ける」七月——鬼百合(オニユリ)tiger lily、昼顔(ヒルガオ)bindweed

花生:上野雄次 yuji ueno
撮影:高木康行 yasuyuki takaki

「烏泥一葉挿」
製造:高資陶苑 デザイン:猿山修 制作:東屋
“ceramic small vase”
ceramic works: takasuke-toen, design: osamu saruyama, production: azmaya

「道端で摘んで生ける」は、下記ギュメレイアウトスタジオ website から全てご覧頂けます。
https://guillemets.net/tag/%e9%81%93%e7%ab%af%e3%81%a7%e6%91%98%e3%82%93%e3%81%a7%e7%94%9f%e3%81%91%e3%82%8b/

「道端で摘んで生ける」六月——姫女苑(ヒメジョオン)annual fleabane、阿亀蔦(オカメヅタ)canary ivy、屁糞蔓(ヘクソカズラ)skunkvine

花生:上野雄次 yuji ueno
撮影:高木康行 yasuyuki takaki

「烏泥一葉挿」
製造:高資陶苑 デザイン:猿山修 制作:東屋
“ceramic small vase”
ceramic works: takasuke-toen, design: osamu saruyama, production: azmaya

「道端で摘んで生ける」は、下記ギュメレイアウトスタジオ website から全てご覧頂けます。
https://guillemets.net/tag/%e9%81%93%e7%ab%af%e3%81%a7%e6%91%98%e3%82%93%e3%81%a7%e7%94%9f%e3%81%91%e3%82%8b/

デザイナー 猿山修展@gallery fumoto——Works of Osamu Saruyama——exhibition

この度、gallery fumotoで開催して頂く展覧会では、これまで手掛けてきたデザインの中から、主に東屋と猿竹工芸商會のプロダクト、そして、古物も展示致します。東屋とは長くもの作りを継続してきて、数多くのアイテムがあります。今回は、その中でも人気の定番商品や涼しげなガラス製品の他、初めてお披露目となる銅製の鍋もご紹介します。猿竹工芸商會は大分県の竹田市で始まったもの作りのプロジェクトです。デザインから流通までを視野に入れるという試みで、室内だけでなく野外でも楽しんで頂けるようなアイテムを展開しています。古物は私自身がプロダクトをデザインする上でその礎となるものです。プロダクトと古物との対比もお楽しみください。どれも是非実際に手に取ってご覧頂きたいものばかりです。
どうぞお出掛けください。

――猿山修「東屋と猿竹工芸商會の仕事を中心に古道具と共に」

長野県御代田 gallery fumotoにて、東京を拠点にデザイナーとして活動する猿山修さんの個展を開催いたします。

会  期:2023年6月17日(土)–7月3日(月)
会  場:gallery fumoto
〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1 MMoP内
www.galleryfumoto.com
www.instagram.com/galleryfumoto
営業時間:金・土・日・月 / 10:00–17:00
販売作品:テーブルウェア、小家具、古物等
協  力:東屋、猿竹工芸商會

*クレジットカード決済のみ対応

Works of Osamu Saruyama——exhibition
“With Azmaya, Sarutake-kougeishoukai and antiques”

Sat. Feb. 13–Sun. Feb. 14, 2021
open: Fridays–Mondays, 10:00–17:00

gallery fumoto
MMoP 1794-1 Maseguchi, Miyota, Kitasaku, Nagano, 398-0207, Japan
TEL: 81(0)267-31-5114
https://www.galleryfumoto.com


©sarutakekogeshoukai


©yasuyuki takaki

DOのものづくり――「Backpack angle 135」 ができるまで

CLASKAとのコラボレーション第2弾 「Backpack angle 135」 の制作意図についてお話ししています。

https://www.oil-magazine.com/special/97405/

写真/野口祐一

CLASKA, CLASKA Gallery & Shop “DO”, 野口祐一, OIL MAGAZINE, DOのものづくり, 落合真林子