私がデザイナーとして関わった、食器を中心とした展覧会が、三月末から下記の二つの場所にて開催されます。

『猿山修デザイン』展
MANOS GARDEN
733-0037広島市西区西観音町11-7-2F
TEL 082-294-5660
http://www.h4.dion.ne.jp/~manos
会期 2010年3月27日 (土)- 4月3日 (土)
開廊時間 11:00- 18:00 ただし、最終日は16:00迄
猿山修の在廊日 3月27日 (土)

『猿山修のプロダクトの仕事』
gallery yamahon
518-1325 三重県伊賀市丸柱1650
tel/fax 0595-44-1911
http://www.gallery-yamahon.com
会期 2010年3月27日 (土)- 4月18日 (日)
会期中休廊日 火曜日
開廊時間 11:00- 17:30
猿山修の在廊日 3月28日 (日)
1994年に「さる山」は西荻窪にて自分の世界観を表現する場として古道具を始める。元々、音楽、グラフィック、美術、古道具などの様々なモノに関心を持ち、カテゴリーにこだわることなく活動をし、2000年には、元麻布に移転し、猿山修の古道具の選択と独自の空間が話題を呼ぶ。僕が猿山さんと出会ったのもちょうどその頃。猿山修の仕事は多岐にわたり、グラフィックデザイナーとして独自の平面構成を作り、プロダクトデザイナーとしては大きな制作会社に図面を渡すだけということはなく、少量だが自身が作り手の技術や感性を認めた個人作家(陶芸、金属の作家等)と共同で制作していくというスタンスをとっている。
また「さる山」では年に数回個人作家の展覧会を開催し、作家の作品発表としての空間提供し、モノと空間の関係性を演出し、現代作家にも影響を与える。
また音楽活動も継続されコントラバス、ヴィオラダガンバの演奏家として、演劇・映像・舞踊音楽の担当と、あらゆる角度からの受けた感覚が猿山修の感性を磨き、器等や空間へと形として変換されていく。
本展では「猿山修の仕事ーproduct」展と題しまして、猿山修のデザインした陶磁器や木製、金属品と生活道具を中心としたプロダクトの仕事を約150点ご覧頂けます。
また古陶磁器、グラフィックの仕事も一部ですが、合わせて展示致します。どうぞご覧下さい。また今展は一部を除き、受注販売となりますのでご了承ください。
Lunchのお知らせ
本展会期中の週末の土、日曜日のみ昼食をご用意しております。ご予約も承っております。お気軽にお電話又はメールにて御予約くださいませ。また数量に限りがありますのでご了承下さい。詳細や予約状況はホームページで御覧頂けます。
3月23日(火)〜 3月26日(金)迄は展示替えのため休廊とさせて頂きます。
4月19日(火)〜 4月23日(金)迄は展示替えのため休廊とさせて頂きます。
次回の展覧会 4月24日(月)〜 5月16日(日)「望月通陽 鉄の仕事」展
皆様の御来場お待ちしております。
Information from ‘SARUYAMA’
There are some products, I designed, which I collaborated producing together directly with some craftsmen. Those are such old things I introduce at “saruyama” as if to be quietly appealing.
They have forms I feel to retain preciously. I selected freely and kept creating them “with who and how” as with the intention of making suggestion in my own space.
Here I have exhibitions in March, mainly focused on the table ware.
“design works by Osamu Saruyama”
March 27(sat)- April 3(sat), 2010
Open 11am- 6pm
at “MANOS GARDEN”
2F 11-7 Nishikannon
Nishi Hiroshima 733-0037 JAPAN
Phone 81(0) 82 294 5660
http://www.h4.dion.ne.jp/~manos
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Osamu Saruyama “works of products”
March 27(sat)- April 18(sun), 2010
Open 11am- 5.30pm
Closed on Tuesdays
at “gallery yamahon”
1650 Marubasira Iga Mie 518-1325 Japan
Phone 81(0)595-44-1911
http://www.gallery-yamahon.com
Please come see.
タグ: 東屋
GEISAI大学
来週こちらの催しに参加致します。
http://www.geisai.net/g14/news/newspage.php?id=77
「コーヒーミルG-1」展 於東青山 "G-1 coffee grinders" at HIGASHIAOYAMA, TOKYO JAPAN
10月30日から下記のイべントを南青山『東青山』にて行います。
「コーヒーミルG-1」展
「コーヒーミルG-1」は、PEUGEOT社が1950年に創業百周年を記念して製造し販売されたもので、木製の握り以外は、すべて鉄で出来ています。豆がよい具合に挽けるのは言うまでもなく、バラバラに分解して手入れが出来る優れもので、ながく使える日用品です。
この度、骨とう商の猿山修さんの協力・監修により、世界中のコレクターに人気であるこのコーヒーミルG-1の展示・販売が実現しました。この機会にぜひ足をお運び下さい。
東青山 店主
期間 平成21年10月30日(金)〜11月8日(日) 月、火休み
時間 正午〜午後8時
場所 東青山 港区南青山6-1-6 パレス青山一階
03-3400-5525
協力/CORNES&CO.,LTD(PEUGEOT社輸入発売元)
“G-1 coffee grinders” at HIGASHIAOYAMA, TOKYO JAPAN
Oct. 30- Nov. 8, 2009
open 0- 8pm closed on mondays and tuesdays
at HIGASHIAYAMA
6-1-6 minami- aoyama minato
tokyo/ 1070062 japan
phone 81(0)3-3400-5525
Please come see.
「些細なこと」制作手記として

01
禅宗で使用されている食器は、材質を鉄または土が本則とされ木製は禁じられているけれど、漆をかけたものは鉄製とみなすとして一般には黒塗りの漆器である、そうだ。つまり、鉄器に見せかけた代用品である。
漆器の歴史に於いて、繊細な挽き物の技術と落ち着いた滑らかな塗りによって金属器を模すという試みが繰り返し行われた。このことは木の器を基本として来た我々の感覚に、どのような影響をもたらしたのだろうか。
洋食器が、先行する金属器よって与えられた輪郭を追いながら発展し、陶器から磁器へと移り変る過程で、より鮮明に、より薄く、より均一なものを求められて来た。和食器に於いては上記の点と重なりながら、さらに独特の要素が思い当たる。手取り感と軽さである。
日本では、器を手に取り直接口をつける食事作法を持つけれど、箸を使う朝鮮や中国でも、これは無作法である。こうした習慣の背景には、熱が伝わりにくいという性質を持つ木の器を、我々が長い間使用して来たこともあるだろう。
日本の陶磁器には、土の性質からだけではない、これらの影響を見ることが出来るのだ。この地で好まれる、無理に力がかかっていない曲線を描いた輪郭線。明確な線を持ちながら柔らかさを持った面。手取りの軽さ。
漆器に於ける、繊細な挽き物の技術と落ち着いた滑らかな塗りによって金属器を模す、という試みを磁器製品開発に持ち込めないだろうか。輪郭を形成する無理のない線。明瞭に、けれども鋭くなりすぎない面のつながりや使い勝手に沿って配置された部分を追いつつ、古典が持つ機能性と意匠を探る。
“KAORU” タイムアンドスタイル ティーサービス
製造:光春窯 デザイン:猿山修 ブランド:タイムアンドスタイル 制作:東屋
ceramic works: koushun-gama, design: osamu saruyama, brand: time & style, production: azmaya
