「そる山」展 @Sol 京都

私がデザイナーとして関わった食器を中心とした展覧会が今月京都にて開催されます。
「そる山」展
2012年1月19日(木)- 30(月)
Open 11:30- 23:30
24日(火)休
猿山修の在廊日 1月 22日(日)
“Sol”
京都市中京区押小路通油小路東入ル二条油小路町270-1
電話075-708-8750
http://pushalley-oilalley.com
吉祥寺でFloorを始めて間もない頃、西荻窪にさる山はありました。
ストイックさと白の魅力は彼によって教えられた、といっても過言ではありません。
古い器に施された、金だけではなく、銀、錫、朱、黒と、物によって使い分けられた継ぎの美しさ。
その後、麻布十番に移ってからのオリジナルへの発展。
シンプルという枠をはみ出ない一癖。静けさを生み出すエッジ。
今回、京都で初のお披露目となります。
是非、さる山ワールドをSolにて、ご堪能下さい。
Sol 森田大剛
この展覧会に合わせて新作も発表します。皆様の御来場お待ちしております。

「月光値千金」展 – "GEKKOU- ATAI- SENKIN" exhibition/ antiques

今週末から東京青山にて下記の展覧会が始まります。
「月光値千金」展
今年も大吉さんとさる山さんが、秋の夜長を楽しむための酒の器、道具をならべます。
2011年9月17日(土)より19日(月・祝)
12:00- 19:00(初日のみ17時からの営業とさせて頂きます。)
初日の17日(土)のみ、17時から20時までの宵の口、ささやかではございますが、展示している器でお酒を振る舞います。
よろしければ猪口っと……だけでもお立ち寄りくださいませ。お待ちしております。
主催・会場
〒107-0062
東京都港区南青山6-1-6 パレス青山1階
03-3400-5525
http://www.higashiaoyama.jp/
Information from ‘SARUYAMA’
“GEKKOU- ATAI- SENKIN”
exhibition/ antiques
Sep. 17 (Sat)- 19(Mon), 2011
0 pm- 7 pm
at
‘ higashiaoyama ‘
5-4-44-103 Minamiaoyama
81(0)3-3400-5525
http://www.higashiaoyama.jp/
Please come see.

猿赤 四ツ碗

本日より東京南青山にて「猿赤四ツ碗」展示販売を行ないます。
踊る人 -赤木明登-
少し前、‘アフォーダンス’という言葉を知った。20世紀、アメリカの心理学者ジェームズ・ギブソンの造語である。‘アフォーダンス’(affordance)とは環境が動物に提供するもの。身の回りに潜む「意味」であり行為の「資源」となるもの。
例えば、地面の表面はその水平さ、平坦さや十分な広がりによって、(動物の身体を)支えることをアフォード(afford-与える、提供する)する。それを私たちは土台、地面、床などとよび、それらは動物にとっては身体を「支持する」、その上を「移動する」などのアフォーダンスがあるというわけ、らしい。
この言葉を教えてくれたのは、ひょっとこ踊りの好きな塗師である。そしてこの概念は、自然によって与えられ、作り手が器を作り、使い手が手にするという一連の行為を私に思い起こさせた。自然はその性質によって、作り手に器を作ることをアフォードする。そして今度は、作り手の用意した、質感、形状、機能等といったアフォーダンスによって、受け手はまんまとその器を手にしてしまう。その関係性はちょうど入れ子の椀のようになっている。同時に、その椀が組み合わせや使い方次第で、幾通りもの可能性があるように、自然、作り手、器、受け手の関係性は相互に作用し、それぞれにとっての環境と影響はいつでも入れ替わり可能である。
自然や器といった環境から、私たちは次々に与えられ、やり取りをし、共に変化する。いつの間にか境は消失し、ひどいかぶれを経て漆が塗師の体の一部となり生き続けるように、この器は私の一部となるだろう。
奏でる人 -猿山修-
ヴィオラ・ダ・ガンバという、何かの呪文のような名前の古楽器がある。外観はよく似ているが、ヴァイオリン属とは系統の異なる弦楽器である。主に16~18世紀のヨーロッパで、室内楽や教会音楽に用いられたが、演奏形態が変化し、その規模も大きくなると、音量の小さいこの楽器は、その後一旦廃れてしまう。音楽が生活に密着していればしているほど、その様式の変化に影響されるのだろう。しかし、19世紀末からの古楽復興運動などにより、再び演奏され始める。全盛だったその時と、再発見されてからの今日と、この楽器の魅力は変わったのだろうか。
その人は、とても嬉しそうにその楽器に触れる。それから、音を選んでメロディーを重ね、ひとつの曲を作る。昔からある楽器で、ずっと変わらないドレミの音階を使って、初めて奏でられる音の連なり。初めて聴く新鮮さと、前から知っているような懐かしさのようなものが同居する。全てはずっとずっと昔からあり、その人はただ偶然に出会い、今心地良いと思うものを選ぶ。偶然が必然に変わる。きっとそんな風にして、このお椀も作られた。その人は言う、雄弁ではないし、素っ気ないけれど、何だかちょうどよくて美しいと。ヴィオラ・ダ・ガンバへの最高の褒め言葉。そしてこのお椀にも、何のてらいもなく同じ言葉が言えるだろう。結局好きで、いつも当たり前のように同じ曲を聴く。同じなのにいつも違う。
そんな音楽のようなお椀を私は手離すことが出来ない。
―山本千夏(Gallery Yamamoto)
会場/東青山(ひがしあおやま)
キチンと作られた日用品を
少しずつ選んで並べています。
お直しも承ります。
お運びください。
〒107-0062
東京都港区南青山6-1-6 パレス青山1階
03-3400-5525
welcome@higashiaoyama.jp
http://www.higashiaoyama.jp/
銀座線、半蔵門線、千代田線の表参道駅 A5 出口から徒歩約7分
月、火 休み 正午〜午後8時

「コーヒーミルG-1」展 於東青山 "G-1 coffee grinders" at HIGASHIAOYAMA, TOKYO JAPAN

g-110月30日から下記のイべントを南青山『東青山』にて行います。
「コーヒーミルG-1」展
「コーヒーミルG-1」は、PEUGEOT社が1950年に創業百周年を記念して製造し販売されたもので、木製の握り以外は、すべて鉄で出来ています。豆がよい具合に挽けるのは言うまでもなく、バラバラに分解して手入れが出来る優れもので、ながく使える日用品です。
この度、骨とう商の猿山修さんの協力・監修により、世界中のコレクターに人気であるこのコーヒーミルG-1の展示・販売が実現しました。この機会にぜひ足をお運び下さい。
東青山 店主
期間 平成21年10月30日(金)〜11月8日(日) 月、火休み
時間 正午〜午後8時
場所 東青山 港区南青山6-1-6 パレス青山一階
03-3400-5525
協力/CORNES&CO.,LTD(PEUGEOT社輸入発売元)
“G-1 coffee grinders” at HIGASHIAOYAMA, TOKYO JAPAN
Oct. 30- Nov. 8, 2009
open 0- 8pm    closed on mondays and tuesdays
at HIGASHIAYAMA
6-1-6 minami- aoyama minato
tokyo/ 1070062 japan
phone 81(0)3-3400-5525
Please come see.