大分竹田で行なわれる “TAKETA ART CULTURE 2014” にお誘い頂きました。書家の草刈樵峰さんの手による特設会場にて、猿山デザインのプロダクトを展示販売します。最終日には、草刈さんと竹藝の中臣一さんを交えてお話会を予定しています。
詳しくは、下記ウェブサイトをご覧下さい。
http://www.taketaartculture.com/
タグ: さる山
「月光値千金」展
今年もまた!
今年も大吉さんとさる山さんが、秋の夜長を楽しむための酒の器、道具をならべます。
2014年9月20日(土)と21日(日)
0- 7 pm
初日の20日(土)のみ、17時から20時までの宵の口、ささやかではございますが、展示している器でお酒を振る舞います。よろしければ猪口っと、、、だけでもお立ち寄りくださいませ。お待ちしております。
東青山
<会場>
港区南青山6-1-6 パレス青山一階
03-3400-5525
http://www.higashiaoyama.jp/event/post-72.htm
写真
上/古物、盃、中右/古物、碗、下/古物、徳利(漆)
さる山展
富山にて下記の展覧会を行ないます。さる山展 guillemets layout studio+saruyama
麻布十番にて古陶磁を含むテーブルウェア等を扱うお店『さる山』
店主の猿山修氏は、グラフィック、プロダクト、空間など、ジャンルにこだわらず独自のスタイルでモノを作り出して行いくデザイナーでもあります。
陶磁、金属、ガラスなど、さまざまな作り手との共有も手掛け、作家の個展なども企画しています。
この度51%では、猿山氏がつくり手と共作してきた品物の数々を、そのつくり手のオリジナル作品とともにご紹介いたします。
会期 8月23日(土)〜9月7日(日) 10:00~18:00
会場 51%五割一分 富山県富山市磯部町3−8−6
tel 076-491-5151
出展作家 濱中史朗(陶磁器)、寒川義雄(陶器)、古橋治人(木工)、辻野剛(ガラス)、竹俣勇壱(金属)他
大坊勝次著『大坊珈琲店』、ついに復刊。
「さる山」では、復刊にあわせて大坊勝次焙煎の珈琲豆もご用意し、今月19日より販売を開始します! 珈琲豆は少量なので、是非お早めに。
お知らせはもうひとつ、出版を記念して本書の写真を撮られた関戸勇さんの写真展を表参道の山陽堂書店ギャラリーで開催します。その後の関連イベントについても、こちらでお知らせしていきます。
『大坊珈琲店』刊行記念写真展「大坊珈琲店」
青山通りを挟んで、山陽堂書店の斜向かいにあり、38年間愛されつづけた「大坊珈琲店」。昨年末に惜しまれつつ閉店した際に、私家版として製作された書籍が復刊することとなりました。その刊行を記念し、関戸勇による写真と大坊珈琲店で使用されていた机や椅子、道具類などを展示します。ぜひお立ち寄りください。
会期:
8月2日(土)~8月9日(土)
月曜~金曜11~19時、土曜11~17時、日曜休廊
会場:
ギャラリー山陽堂
東京都港区北青山3-5-22 山陽堂書店2・3F
電話:03-3401-1309
http://sanyodo-shoten.co.jp/gallery/
大坊勝次著『大坊珈琲店』
南青山で38年間、自家焙煎とネルドリップというスタイルを変えずに営み、昨年末に惜しまれつつ閉店した「大坊珈琲店」。その際に作られ完売した私家本がついに復刊。
店主・大坊勝次がコーヒーと店のあり方を綴ったマニュアル(活版印刷)、関戸勇による写真、縁のある35人の寄稿文を収録。
―寄稿者―
佐藤隆介、永六輔、矢崎泰久、武部守晃、葉山葉、小林庸浩、十文字美信、長谷川櫂、天児牛大、糸井重里、平松洋子、杉山英昭、嶋中労、門上武司、小川幸子、川口葉子、五十嵐郁雄、鳥目散帰山人、横山秀樹、升たか、遊佐孝雄、本多啓彰、渋澤文明、立花英久、立花文穂、切明浩志、岡戸敏幸、金憲鎬、芦澤龍夫、沖本奈津美、長沼慎吾、清田大志、金恵貞、大野慶人、小沢征爾(掲載順)
写真 関戸勇
装幀 猿山修
A5変型 上製/クロス装 258ページ
定価 本体3,000円+税
発行・発売 誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/pickup/daiboucoffee/
「Les Racines Du Ciel SS/15」 展示会
Gallery Yamamotoでは初めて、さる山では2回目となる‘Les Racines du Ciel’(レ ラシーヌ デュ シエル)の展示会を行います。
2015年の春夏コレクションを実際に手に取ってご覧頂きながら、ご注文を承ります。
‘Les Racines du Ciel’は、徹底した自然素材へのこだわりと世界各地の伝統を活かしたフェアトレード、そして時代に流されない、着る人の年齢を問わないシンプルなデザインが特徴のフランスのファッションブランドです。
本コレクションでは、オーガニックコットンやリネンのカットソーやニット、シルクのワンピース等が並びます。ひときわ滑らかで上質な素材を使用し、定番の黒、茶、グレー、白といったナチュラルカラーに加え、柔らかなピンクやブルーも加わります。
是非お出かけ下さい。
Les Racines du Ciel(レ ラシーヌ デュ シエル)
by Nathalie Goyette & Christian Tournafol
http://www.les-racines-du-ciel.com/page.php?id=accueil
at Gallery Yamamoto
7/19(土)-27(日) 11:00-17:00(最終日は16時まで)
*どなたでも自由にご覧頂けます。予約の必要はありません。
329-0112
栃木県下都賀郡野木町南赤塚786-2
0280-56-2444
at ギュメレイアウトスタジオ+さる山
7/29(火)-8/1(金) business day
*業者の方にご覧頂く日程です。予約制ですので、ご希望の日時を7/28(月)までに下記メールにご連絡下さい。
8/2(土)、3(日) free day
*どなたでも自由にご覧頂けます。予約の必要はありません。
各日 13-19時
*上記日程以外でも日時によってはご覧頂けますので、8~9月半ばでご希望があれば下記メールにご連絡下さい。
1060046
東京都港区元麻布3-12-46和光マンション101
03-3401-5935
http://www.facebook.com/guillemets.layout.studio.saruyama
「猿山道場 ~猿山修のデザインプロダクト展~」@ギャラリー うつわノート」
ギャラリーうつわノート、松本さんによる愉しいはかりごとです。
2014年7月12日(土)~22日(火)に開催する「猿山道場 ~猿山修のデザインプロダクト展~」の開催のお知らせです。
http://utsuwanote.exblog.jp/20864460/
東京・元麻布のギャラリー「さる山」を営む猿山修さんをご存知でしょうか。猿山さんは数々のプロダクトデザインを始め、生活道具の企画やプロデュース、そして演劇の作曲や演奏など幅広い活動をしています。その創作に通底しているのは、極まる線と余白の均衡による「猿山美学」とも言える独自の世界観でしょう。その研ぎ澄まされた美意識は、常に業界に刺激を与えてきました。
その猿山さんのもうひとつの重要な功績が、人を育ててきたことです。今まで多くの作り手に対して、デザイン面からアドバイスを行い、時には具体的な図面によって、より洗練されたものづくりを促し、優れた作家を輩出してきました。
今回の「猿山道場」は、猿山さんのデザイン・インキュベーション(支援・育成)に注目した企画展です。このプログラムを実現するために、昨年末に公募を行い、全国から9名の作り手が集まってくれました。それぞれの作家が、猿山さんのデザインによるスープボウルをアドバイスを受けながら半年をかけて製作を行い、器に対する考え、フォルム、ディテールの在り方を体感し、自分磨きをしてきました。
この度、猿山師範と9名の門下生たちによるスープボウルの成果を発表いたします。また猿山さんが今までデザインしてきた数々のプロダクツを同時に展示販売いたします。猿山さんのデザイン、考え、人柄など、その世界を知るまたとない機会です。どうぞ貴重なこの企画発表の場にお越し頂ければ幸いです。
うつわノート店主
門下生(企画参加の作家)
服部 竜也(岐阜県/陶器)、新田 佳子(大阪府/ガラス)、高木 剛(京都府/陶器)、松本かおる(長野県/陶器)、今村 肇(佐賀県/磁器)、二川 修(大阪府/陶器)、花岡 央(岡山県/ガラス)、西垣 聡(石川県/ガラス)、沼田 智也(茨城県/陶器)
会場
「ギャラリー うつわノート」
350-0036 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
営業時間11:00~18:00
電話 049-298-8715
http://utsuwa-note.com/
服部植物研究所に7月3日行きます!
平成26年7月3日(木) PM13:00–15:00
益財団法人服部植物研究所に石田紀佳/キュレーターと猿山、再び!
http://hattorilab.org/news.html
改めて古い道具 ひとつめ
「さる山」は道具屋です、やはり古い道具はネタになりますね。こちらでもその辺りについて少々書いていこうと思い、このタイトル。
永らく共にものづくりをしているK氏と、
「これいいよね」
というものに、明治から昭和にかけて多くつくられていた京都の踏台があります。
建築材料の安価な材を用いて大工が施主への贈物としてつくったのでしょうか。丸太から板を製材する時、樹皮に近い部分は捨てられてしまうことも多々あるようですが、辺材耳付きと云われるその部分を利用して上手い具合に座板と脚がつくられています。四方転びという技法(厳密に云うと違うのですが)に基づいて取付けられている、文字通り四方に広がっている脚が開きすぎないよう、薄板(これも余り物の材料でしょう)の貫も入っていて、見事に材料費を只同然のもので集めていながら好い顔をしたものに仕上がっています。天板も脚も耳の部分が丁度面取りされた様になって、すっきりと見え、強度も充分得られる様に配置されています。欧風のテーブルとあわせると少々低めですが、腰掛けにも使用出来る優れものです。貫ホゾ仕上げをしているので、グラグラして来たら接合部分にくさびを打ち込み、しっかりと直せるのです。家具用の材料でなくとも永く使えるように、よく考えられた良品です。最近手に入れることは難しくなりましたが、店に古道具を並べるようになって一体いくつ集めたことか。
K氏とは、踏台も制作していますので、この京都発の名品もあわせて「さる山」でもご紹介していけたらと思っています。
猿山修