photo/ yumiko miyahama
明日から始まる「長峰菜穂子展」@bonton.にて、先日発表した新作カトラリー‘ryo’シリーズ(製造/田三金属、監修・仕上/竹俣勇壱、デザイン/猿山修)を併せて販売させて頂くことになりました。長峰さんの作品も’ryo’も、共に欧州の古いものから想を得ています。しっくりと合うこの組み合わせ、皆様にご覧頂けたら幸いです。
長峰さんは2014年の器カレンダー(写真/宮濱祐美子)も販売されるそうです。
2013年12月6日(金)〜11日(木)
会期中無休 11:00~19:00(最終日18:00まで)
長峰菜穂子在廊日/6(金)、7(土)
http://naomine.exblog.jp/
bonton.
兵庫県芦屋市公光町10番10号 B.Block S-2
TEL/FAX 0797-34-1678
http://www.bon-ton.co.jp/index.htm
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阪神芦屋駅から徒歩1分、JR芦屋駅から徒歩9分です。線路脇の道を下ってください。2階です。
階段奥にエレベーターがございますのでご利用下さい。
駐車場は完備しておりませんので、 近くのパーキングをご利用ください。
タグ: 竹俣勇壱
web magazine "openers"にて
明日からの展覧会情報と渞忠之さんの新しい写真が公開されました。
http://openers.jp/interior_exterior/saruyama_osamu/saruyama_40414.html
カトラリーシリーズ "ryo" の15種
共犯関係
少しの残された場所のあるもの。使い手の関わる余地のあるものが好きである。例えば、料理を盛ると一層うつくしく見えるうつわ。料理も何だか違って見える。他のものと組み合わされて、あらたな魅力を発揮するようなもの。
使い手とともに変化し、少しずつ誰かが作ったものから、私のもの、私たちのもの、になっていく。大事にすれば、永く生活をともにできるものがもつ安心感は、ものを所有することの心地よさにつながっていく。
着物の世界に疎い私でも、自分の好きなうつわやカトラリー等を着物に置き換えるなら何があてはまるだろうと考えたとき、結城紬が一番に思い浮かんだ。もっと簡単にいえば、着てみたい着物である。
シンプルであまりごちゃごちゃしていなくて、確かな素材と技術をもって作られ、着込むほどに素材の魅力が増し、永く愛用出来そうなもの。おまけに華があるのに派手でなく、品がいい。ぴかぴかしないしっとりとした光沢感があり、触れていると気持ちがいい。何といっても、もの自体に色気がある。
ということは、これを身につければ、華があって品がよく、しっとりとした色気のある女性になれるのでは…などと下心が出てこなくもないが、さて、そんな期待なくして、買おうと思うものでしょうか。
こういう気持ちで着ていれば、いつもより少しきれいに見えるかもしれないし、そんな風にものの力を借りることはちっとも悪いことではない。
ものとの共犯関係は、罪ではないし、誰も悲しまない。
きれいなひとがひとり増え、いつものおかずがもっとおいしそうに見えたなら、誰だって嬉しいに違いない。
うつわやカトラリーを通して紬を発見し、また紬からうつわやカトラリーへと行き来する。
通底するふたつの世界の結び目が帯留めであったと思って頂けたなら、奥順さんと私の共犯関係はきっとここで成立するのである。
山本千夏/Gallery Yamamoto
結城紬との出会い− 帯留めとうつわ、カトラリーを通して −
内田鋼一 大室桃生 竹俣勇壱
熟練の手仕事が重ねられ、結城紬はうまれます。しっとりとした質感、落ち着きの中にある派手さとは別のはなやかさ、着るほどにやわらかく馴染み、ずっといっしょにと手放せなくなります。そんな結城紬に合うような帯留めを、それぞれ、内田さん−陶、大室さん−ガラス、竹俣さん−金属という三者三様の素材を使ってつくって頂きました。普段つくっていらっしゃる、うつわやカトラリーも並びます。すてきな出会いに、ふわっと気持ちが明るくなって、春の訪れにこころはずみます。あたらしい物語がつむぎだされます。どうぞお出掛けください。また、本展会場のすぐとなり、つむぎの館内の陳列館では「奥順結城紬新作発表会」(3/16-31)も開催されます。あわせてご覧ください。
10:00-18:00 火曜定休
茨城県結城市大字結城12-2 つむぎの館 Gallery&Cafe壱の蔵1F
tel 0296-33-5633
www.yukitumugi.co.jp
主催/企画:奥順(株)つむぎの館、Gallery Yamamoto
http://gyamamoto.exblog.jp/
kanehen/竹俣勇壱/猿山修 "Metal Works Exhibition"
下記の展覧会に参加します。
“Metal Works Exhibition”
kanehen/竹俣勇壱/猿山修
2012年11月12日(月)より24日(土)
0- 7 pm 16日(金) &19日 (月)はお休み
3名とも12日(月)在廊予定
於 Analogue Life
467-0004 名古屋市東瑞穂区松月町4-9-2 2階
090-9948-7163
http://www.analoguelife.com
猿山は、この展覧会に合わせた一点製作のものも用意致しました。
是非お出掛け下さい。
web magazine "openers" 更新
web magazine “openers” 更新致しました。開催中の竹俣勇壱展「繕い」ついて書いています。宜しければ覗いて下さい。
http://openers.jp/interior_exterior/saruyama_osamu/news_saruyama20121022.html
三者のテーブルに招かれる ―白い器とスプーン&フォーク― 展
Gallery Yamamotoにて行われる展覧会のお知らせです。
作家とデザイナーと職人がひとつのテーブルにつく。
もうひとつ残されているのは、使い手のための椅子である。
白い器に少し小さなカトラリーを添えて。
まずは招待に応じてみようと思う。
皆さま、是非ご一緒に。
山本千夏/Gallery Yamamoto
セラミックワァクスフォアテイブル
監修/技術指導:井山三希子
デザイン:猿山修、製造:大屋窯
ryoスプーンアンドフォーク
監修/仕上げ:竹俣勇壱
デザイン:猿山修、製造:田三金属
2012年3月24日(土)-4月8日(日)
11:00- 17:00 会期中無休
3月24日 井山三希子、竹俣勇壱、猿山修在廊
Gallery Yamamoto
栃木県下都賀郡野木町南赤塚786-2
Tel 0280-56-2444
Fax 0280-55-2002
http://gyamamoto.exblog.jp/
「そる山」展 @Sol 京都
私がデザイナーとして関わった食器を中心とした展覧会が今月京都にて開催されます。
「そる山」展
2012年1月19日(木)- 30(月)
Open 11:30- 23:30
24日(火)休
猿山修の在廊日 1月 22日(日)
“Sol”
京都市中京区押小路通油小路東入ル二条油小路町270-1
電話075-708-8750
http://pushalley-oilalley.com
吉祥寺でFloorを始めて間もない頃、西荻窪にさる山はありました。
ストイックさと白の魅力は彼によって教えられた、といっても過言ではありません。
古い器に施された、金だけではなく、銀、錫、朱、黒と、物によって使い分けられた継ぎの美しさ。
その後、麻布十番に移ってからのオリジナルへの発展。
シンプルという枠をはみ出ない一癖。静けさを生み出すエッジ。
今回、京都で初のお披露目となります。
是非、さる山ワールドをSolにて、ご堪能下さい。
Sol 森田大剛
この展覧会に合わせて新作も発表します。皆様の御来場お待ちしております。