2011年12月14日(水)19:00より
2,000円(飲物付) 要予約
新しいギュメCD、リュートの井上周子による3枚目のソロアルバム発売にあたり、同日展覧会場にて演奏会を催します。
於「さる山」
タグ: デザイン
openersに
開催中の辻野剛展について書いています。
http://openers.jp/interior_exterior/saruyama_osamu/saruyama2011121.html
「セラミックワァクスフォアテイブル+ryoスプーンアンドフォーク」展/ ceramic works for table + ryo spoons and forks exhibition/ ceramic and metal works
「セラミックワァクスフォアテイブル+ryoスプーンアンドフォーク」展
ふたつの新しいプロジェクトを展開します。
ひとつめは、井山三希子と猿山修による2003年発表の食器シリーズ。此の度、濱中史朗主宰の山口萩大屋窯製造となり新しく生まれ変わりました。
加えて、新潟燕のカトラリーメーカー田三金属製造、金沢にて金工を行なっている竹俣勇壱監修、仕上げ、猿山修デザインによるカトラリーシリーズ。第一弾として、スプーンアンドフォークをサラダサイズのみで開始します。
http://openers.jp/interior_exterior/saruyama_osamu/saruyama20111008.html?rp=cgytop
皆様の御来場を心よりお待ちしております。
2011年10月8日(土)より 16日(日)
13時より18時 会期中無休
於「さる山」
東京都港区元麻布3-12-46和光マンション101
電話03-3401-5935
https://guillemets.net/
“ceramic works for table + ryo spoons and forks”
exhibition/ ceramic and metal works
Oct. 8/ Sat. – 16/ Sun. 2011
http://openers.jp/interior_exterior/saruyama_osamu/saruyama20111008.html?rp=cgytop
open 1- 6 pm
Please come see them.
at “SARUYAMA”
open 1-6 pm
3-12-46-101 motoazabu minato tokyo/ 1060046 japan
phone + facsimile 81(0)3-3401-5935
https://guillemets.net/
「風呂上りの一杯をどれだけおいしく飲めるか」展 第三部 飲む編 exhibition “ for a cup of drink ” vol. 3
先週末からこの展覧会最後の第三部Gallery Ymamoto編が始まりました。
Gallery Yamamoto 企画制作「風呂上りの一杯をどれだけおいしく飲めるか」展
第三部 飲む編
いよいよここまでやってきた。
お酒もお水もお茶だって、今日は格別。至福のとき。
・ 内田鋼一/器等
・ 辻野剛/飲み物のための器
・ 辻野剛×猿山修/ワイングラス
・ マティアス・カイザー/酒器、蕎麦猪口、ポット
・ 東屋/箸・箸置・小皿等
・ 渡辺遼/箱膳等
・ 田中茂樹/盛り器、花籠等
「Gallery Yamamoto」
2011年7月16日(土)より31(日)
11:00- 17:00 会期中無休
栃木県下都賀郡野木町南赤塚786-2
0280-56-2444
http://gyamamoto.exblog.jp/
「さる山」
2011年8月5日(金)より7(日)
13:00- 18:00 会期中無休
東京都港区元麻布3-12-46-和光マンション101
03-3401-5935
https://guillemets.net/
「風呂上りの一杯をどれだけおいしく飲めるか」展、というと皆くすっと笑ってくれる。嬉しい !
この長いタイトルを聞いて、何か想像や連想がはじまったのなら、もっと嬉しい。
ものを選ぶとき、物語があると楽しいと思う。それぞれのものひとつひとつに、素材や技術、作り手の思い等さまざまな物語があるけれど、それらをどんな場面でどんな風に使うかで、また新たな物語が紡ぎ出せると思う。使い手である私たちは作り手とは違った方法でものに関わることが出来る。ささやかな日常の繰り返しの中で、物語への入り口はいつも開かれるのを待っている。
ようやく春がやって来て、夏に向かうこれからの数か月。楽しい結末を思い描いて、物語ははじまる。あつくなって、お風呂に入って、おいしい一杯を。
是非お出かけ下さい。 山本千夏/Gallery Yamamoto
Gallery Yamamoto の後、さる山へ巡回します。
展示内容は会場によって異なる場合があります。
明日からの第18回 東京国際ブックフェア
http://www.bookfair.jp/
出店される(株)インターフェイスさんの空間構成をさせて頂きました。家具は全てTime & Styleさんにお世話になっています。
personal products
その掛け時計には文字盤がない。丸いアルミニウムの盤にほっそりとした針。どちらも素っ気ない銀色。元に戻したのか、先に進めたのか、手を加えたというより引いたといったらよいだろうか。必要であると思っていた幾つもの要素は、実は不要であったと知らされる。振り子の音がここちよい。目に耳に時を刻む。
元は1960年代から80年代にかけてつくられた機械式柱時計であったらしい。ゼンマイ式のそれは、クオーツ式にとって代わられるまで、日本の一般家庭で当たり前に使われていた。そして今、アンティークとしての価値が認められることはほとんどない。しかしその軽妙な音を伴って動く機械の精度の高さ、美しさに、猿山修は惹かれた。その人が心動かされ、時計は再び動き始め、今度は私たちが動かされることになる。
猿山修のpersonal productsが魅力的なのは、それが文字通り‘私的なもの’であるからではないだろうか。その人が実際に人に出会い、ものに出会い、そこに何かを見て、何かをつくること。親密なやり取り。その答え。その背景にはその人の暮らしが、偏っているといっても過言ではないその人の好みが、色濃く反映されている。私的であることを徹底することは、普遍に通ずる数少ない方法のひとつであることをその人は知っている。
その時計は淡い一色に塗られた箱に入れられ、ガラスの板で覆われている。時間は過去から未来へ一定方向に流れているようであるが、この箱の中には昔と今が平気な顔で共存している。 -山本 千夏
「私的なプロダクツ」展
会期 2011年1月31日(月)より2月5日(土)
会期中無休 12時より19時(最終日は17時まで)
主催・会場「ギャルリーワッツ」
東京都港区南青山5-4-44ラポール南青山103
03-3499-2662
http://www.wa2.jp
https://guillemets.net/saruyama/events.html
協力/株式会社東屋、株式会社東青山、Gallery Yamamoto
猿赤 四ツ碗
本日より東京南青山にて「猿赤四ツ碗」展示販売を行ないます。
踊る人 -赤木明登-
少し前、‘アフォーダンス’という言葉を知った。20世紀、アメリカの心理学者ジェームズ・ギブソンの造語である。‘アフォーダンス’(affordance)とは環境が動物に提供するもの。身の回りに潜む「意味」であり行為の「資源」となるもの。
例えば、地面の表面はその水平さ、平坦さや十分な広がりによって、(動物の身体を)支えることをアフォード(afford-与える、提供する)する。それを私たちは土台、地面、床などとよび、それらは動物にとっては身体を「支持する」、その上を「移動する」などのアフォーダンスがあるというわけ、らしい。
この言葉を教えてくれたのは、ひょっとこ踊りの好きな塗師である。そしてこの概念は、自然によって与えられ、作り手が器を作り、使い手が手にするという一連の行為を私に思い起こさせた。自然はその性質によって、作り手に器を作ることをアフォードする。そして今度は、作り手の用意した、質感、形状、機能等といったアフォーダンスによって、受け手はまんまとその器を手にしてしまう。その関係性はちょうど入れ子の椀のようになっている。同時に、その椀が組み合わせや使い方次第で、幾通りもの可能性があるように、自然、作り手、器、受け手の関係性は相互に作用し、それぞれにとっての環境と影響はいつでも入れ替わり可能である。
自然や器といった環境から、私たちは次々に与えられ、やり取りをし、共に変化する。いつの間にか境は消失し、ひどいかぶれを経て漆が塗師の体の一部となり生き続けるように、この器は私の一部となるだろう。
奏でる人 -猿山修-
ヴィオラ・ダ・ガンバという、何かの呪文のような名前の古楽器がある。外観はよく似ているが、ヴァイオリン属とは系統の異なる弦楽器である。主に16~18世紀のヨーロッパで、室内楽や教会音楽に用いられたが、演奏形態が変化し、その規模も大きくなると、音量の小さいこの楽器は、その後一旦廃れてしまう。音楽が生活に密着していればしているほど、その様式の変化に影響されるのだろう。しかし、19世紀末からの古楽復興運動などにより、再び演奏され始める。全盛だったその時と、再発見されてからの今日と、この楽器の魅力は変わったのだろうか。
その人は、とても嬉しそうにその楽器に触れる。それから、音を選んでメロディーを重ね、ひとつの曲を作る。昔からある楽器で、ずっと変わらないドレミの音階を使って、初めて奏でられる音の連なり。初めて聴く新鮮さと、前から知っているような懐かしさのようなものが同居する。全てはずっとずっと昔からあり、その人はただ偶然に出会い、今心地良いと思うものを選ぶ。偶然が必然に変わる。きっとそんな風にして、このお椀も作られた。その人は言う、雄弁ではないし、素っ気ないけれど、何だかちょうどよくて美しいと。ヴィオラ・ダ・ガンバへの最高の褒め言葉。そしてこのお椀にも、何のてらいもなく同じ言葉が言えるだろう。結局好きで、いつも当たり前のように同じ曲を聴く。同じなのにいつも違う。
そんな音楽のようなお椀を私は手離すことが出来ない。
―山本千夏(Gallery Yamamoto)
会場/東青山(ひがしあおやま)
キチンと作られた日用品を
少しずつ選んで並べています。
お直しも承ります。
お運びください。
〒107-0062
東京都港区南青山6-1-6 パレス青山1階
03-3400-5525
welcome@higashiaoyama.jp
http://www.higashiaoyama.jp/
銀座線、半蔵門線、千代田線の表参道駅 A5 出口から徒歩約7分
月、火 休み 正午〜午後8時
「黒をつかう 黒でつつむ 黒につつまれる」展
明日から「さる山」では、辻野剛さんの展覧会を行ないます。とても綺麗なワイン関連ガラス器が並びます。皆様是非御来場下さい。
https://guillemets.net/saruyama/events.html
そしてもうひとつ、栃木 Gallery Yamamoto でも企画展に参加します。こちらもご興味ありましたらご来場頂けたら幸いです。。
「黒をつかう 黒でつつむ 黒につつまれる」展
詳細:2010年11月20日(土)-28日(日)
11:00-17:00 会期中無休
Gallery Yamamoto
栃木県下都賀郡野木町南赤塚786-2
tel 0280-56-2444
fax 0280-56-2002
電車:JR宇都宮線野木駅東口より徒歩20分
自動車:東北自動車道久喜インターより30分
濱中史朗の器
仁平幸春×猿山修の墨染め風呂敷
猿山修×かぐれのシャツ
黒をつかう―濱中史朗
白も黒も自在に操る濱中史朗。本展では、マットで艶のある、ミニマムで装飾的な、美しく矛盾する黒の磁器のシリーズを。カップやお皿、茶碗など、日常から少しの非日常まで。
http://www7.ocn.ne.jp/~ooya/
黒でつつむ―仁平幸春
引き染めで一枚一枚丁寧に染められ、縫われた風呂敷。染色家である仁平幸春の洗練された技術の証。着物にも洋服にも、あらゆる場面に持ちたい、愛用間違いなしの一枚。
http://www.foglia.jp/ja/
黒につつまれる―猿山修/かぐれ
オーガニックコットンを使用し、細部にまでこだわったシンプルなシャツ。男女の境なく着るひとに心地良く添う。デザイナー猿山修とかぐれが出会って生まれた、永遠の定番。
http://www.kagure.jp/