note

“unefig. × vintage” 展のお知らせ

unefig.セレクトによるヴィンテージアイテムとコレクションを合わせてご覧いただく、“unefig. × vintage” 展を開催します。




一昨年にご好評いただきました展覧会の2回目です。
ヴィンテージアイテムはランジェリーをポイントに着こなしを楽しめるものの他、シンプルで上質な素材のニット、バッグやアクセサリー、シューズ等、お求めやすい価格のものを少しずつ取り揃えました。
蚤の市をふらりと歩いて気に入ったものを見つけるような楽しさを感じていただけましたら嬉しいです。
既出コレクションの販売、最新のコレクションもご試着いただき、ご予約も承ります。
アポイントの必要はありませんので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
皆さまとお会い出来ますこと、心より楽しみにしています。

――山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )

“unefig. × vintage”
2023.10.19(Thu.)–22(Sun.)
13:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエ
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
https://www.unefig.com
@unefig_japan

「道端で摘んで生ける」九月——秋桜(コスモス)cosmos

花生:上野雄次 yuji ueno
撮影:高木康行 yasuyuki takaki

「烏泥一葉挿」
製造:高資陶苑 デザイン:猿山修 制作:東屋
“ceramic small vase”
ceramic works: takasuke-toen, design: osamu saruyama, production: azmaya

「道端で摘んで生ける」は、下記ギュメレイアウトスタジオ website から全てご覧頂けます。
https://guillemets.net/tag/%e9%81%93%e7%ab%af%e3%81%a7%e6%91%98%e3%82%93%e3%81%a7%e7%94%9f%e3%81%91%e3%82%8b/

「森之旋律森――森からの調べ」@森岡書店

「森之旋律森――森からの調べ」@森岡書店
刊行一周年を記念し、第2章「手仕事の詩(うた)」№1〜№13に寄せる作品13点を詩と共に展示します。

会期:2023年9月19日(火)–10月1日(日)
休業:9月25日(月)
時間:13:00〜19:00(最終日は17時まで)

北京の工芸ギャラリー “GALLERY QIBAO” 出版、木工の山本美文さんの著書「森からの調べ」。猿山が装幀、山本千夏は一部文章を担当しています。山本美文さんの北京での個展に合わせて刊行されたものです。山本美文さんの器の写真とご本人の言葉、彼の器に盛り付けた美しい料理とレシピを中心に構成されています。写真ページが多いので見やすい様、ノドまで開くコデックス装を選びました。左開きでは中国語横組、右開きでは日本語縦組、中程にある料理とレシピの部分は中国語・日本語併記としました。

著者:山本美文
文:山本千夏、李雨欣
翻訳:付文婷、頼静雨、平塚貴嗣
校閲:横山悦子、Qibao Gallery
写真:山本美文、内田伸一郎、Qibao Gallery
装釘:猿山修

作者:山本美文
文章:山本千夏 李雨欣
翻译:付文婷 赖静雨 平塚贵嗣
校阅:横山悦子 Qibao Gallery
摄影:山本美文 内田伸一郎 Qibao Gallery
设:猿山修

@qibao.gallery
https://gallery-qibao.com/





DSC_3950

unefig. 5th collection展示会のお知らせ

「like petals」
蓮の花には独特の美しさがある。池一面に咲きこぼれる様子は、もう桃源郷そのものである。冬枯れの茶色の池を知っていればなおさら、別世界に来てしまったような気になる。泥から真っ直ぐに一本の茎を伸ばし、大輪のピンク色の花を咲かせ、ゆったりと風に揺れる姿は、しなやかな女性の姿を連想させる。泥水の中に沈み込み、待つ間にも栄養を吸い上げ、充分に蓄え、少しずつ上へと伸びていく。したたかさがなければ花を咲かせることは出来ない。ふっくらとして色を滲ませる蕾には、ときめき弾むような予感が包まれている。花びらは一枚また一枚と開き、蜜を求める蜂を向かい入れては、またゆっくりと閉じる。それが数日繰り返され、やがて儚く花びらを落とす。そうして散り落ちた花びらに映るのは寂しさや悲しみだけではない。生きた彼女自身への祝福のようでさえある。だからこそ、美しい。花の一生は女性の一生にも重なり、今日一日の中にも、この一瞬にもある。私たちは何度だって咲き、祝福の花びらを降らすだろう。




五つ目のコレクションは、儚く軽やかな花びらのようなものにしたいと思い、これまでも多用してきたシルクサテン100%の生地をホットピンク、パープル、ピンクベージュで染めました。unefig.定番のブラックやグレーも忘れずに。クロスバックブラは三角形のシンプルなカップに背中で交わる細い肩紐が特徴です。細い肩紐は好きだけれど、なで肩で動くうちに落ちてきてしまうのがストレスという声に応えます。最初のコレクションで発表以来好評のティバックブラは微細にラインを変更し、新色も加え、再びお目見えです。どちらのブラもカップ部分に入れるシルク生地を増やし、よりトップの響きが軽減されるよう工夫しました。トラペーズメッシュパンティはハイウエストの形のサイドにメッシュを入れることで、安心感とセクシーさを両立させました。リバーシブルパンティはその名前の通り二枚の生地を重ね、表裏同じ縫製で仕立てた贅沢な作り。形はあくまで軽やかに、生地の重ね使いでより丈夫に。ゴムの使用も最小限にし、肌当たりも一層優しく。どちらのパンティもより長く履いて頂けるよう、ヒップとクロッチの縫い合わせ箇所を改良しました。クロップドタンクは短めの丈のゆったりとしたシルエット。ブラをちらりとのぞかせたり、他のタンクトップと重ねるのもおすすめです。コンバーティブルトップはシルク58%、ウール42%の混紡で柔らかく、さらりとした肌触り。現品限りの貴重な生地です。前後どちらを正面にしてもよく、裾のタイを緩く結んだり、ウエストに巻き付けたりと、ブラウスとジャケットの間のような感覚で、様々にコーディネイトをお楽しみ頂けます。ブラック、グレー、ピンクベージュの三色展開。何枚もの花びらが重なって一輪の花になるように、色やアイテム同士の組み合わせ次第でたくさんの可能性を秘めたコレクションに仕上がったと思います。
展示会では、サンプルをご覧頂き、5thコレクションのご注文を承ります。既出コレクションの販売もいたします。試着もお気軽にどうぞ。皆さまとお会い出来ますこと、心より楽しみにしています。
山本千夏 (ユンヌフィグ—unefig. )

“like petals”
unefig. 5th collection
2023.9.14(Thu.)–17(Sun.)
12:00–18:00
ユンヌフィグ・アトリエ
東京都台東区蔵前4-20-10 宮内ビル4F
会期中はどなたさまもお越しいただけます。バイヤー、プレスの方のみ予約をお願いいたします。 前日までにlingerie@unefig.com、もしくは、メッセージやLINE等へご希望の日時をご連絡ください。

with
photos: Hiroko Matsubara @hirokomatsubaraa
hair makeup: Hiroko Ishikawa(eek) @hiroko.ishikawa.eek
model: Chie Yanagawa(AMAZONE) @amazone_models @___chie11
flower: Kentaro Sugi @sugikentaro @wasurekusa

「道端で摘んで生ける」八月——猿滑(サルスベリ)crape myrtle

花生:上野雄次 yuji ueno
撮影:高木康行 yasuyuki takaki

「烏泥一葉挿」
製造:高資陶苑 デザイン:猿山修 制作:東屋
“ceramic small vase”
ceramic works: takasuke-toen, design: osamu saruyama, production: azmaya

「道端で摘んで生ける」は、下記ギュメレイアウトスタジオ website から全てご覧頂けます。
https://guillemets.net/tag/%e9%81%93%e7%ab%af%e3%81%a7%e6%91%98%e3%82%93%e3%81%a7%e7%94%9f%e3%81%91%e3%82%8b/

「unefig. avec humoresque vol.2」のお知らせです。

昨年に引き続き、humoresqueとのコラボレーション展を開催致します。
humoresqueのコレクションに触れる時、目では色の豊かさを、袖を通せばシルエットの優雅さを、そして、肌では上質な素材を感じます。unefig.のアイテムは1st collectionからショップで取り扱い頂き、私自身も日頃からhumoresqueとunefig.の組み合わせを楽しんでいます。ランジェリーは基本的には表に出ないものですが、上に着る洋服の土台となり、その洗練に影響を及ぼすものだと考えています。それは必ずしも体のラインを整えるためだけではなく、リラックスした雰囲気やセクシーな気分を伝えることもありますし、全く存在を感じさせないことで洋服を引き立てること、時にあえて少し見せることで着こなしのスパイスになることもあります。
今回の展示では、humoresqueからはBlack、Gray、Pinkのカーディガンがお披露目となります。シルクとリネンの細い糸で編まれ、光に透ける様子は、まるで薄くて軽い砂糖菓子のよう。強い日差しや冷房から体を守り、着る人を美しく見せてくれるに違いありません。
unefig.からは二種類のタンクトップをご用意します。Type-h tankは以前から作っているType-u tankの胸元の空き具合を少し変更した形、涼やかなWhiteとLight gray、シルクサテン100%です。もう一つはhumoresqueの2023/SS collectionからインスピレーションを得て染めた、極薄いシルクシフォンで作りました。真夏の果実や海辺を連想させるLemonとCoral。ブラウスと合わせたり、タンクトップ同士を重ねたり、ほんの少し色味をさすように肩紐や胸元を見せたり、どうぞ自由にコーディネイトなさってみてください。一部ブラやパンティ等の既出のコレクションも並びます。
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。




photos by Hua Wang

unefig. avec humoresque vol.2
2023.7.14(金)- 16(日)
12:00-19:00
at humoresque shop
港区南青山6-7-1 1F
https://humoresque.jp
@humoresque.humoresque
@humoresque.shop
@unefig_japan

「道端で摘んで生ける」七月——鬼百合(オニユリ)tiger lily、昼顔(ヒルガオ)bindweed

花生:上野雄次 yuji ueno
撮影:高木康行 yasuyuki takaki

「烏泥一葉挿」
製造:高資陶苑 デザイン:猿山修 制作:東屋
“ceramic small vase”
ceramic works: takasuke-toen, design: osamu saruyama, production: azmaya

「道端で摘んで生ける」は、下記ギュメレイアウトスタジオ website から全てご覧頂けます。
https://guillemets.net/tag/%e9%81%93%e7%ab%af%e3%81%a7%e6%91%98%e3%82%93%e3%81%a7%e7%94%9f%e3%81%91%e3%82%8b/

「道端で摘んで生ける」六月——姫女苑(ヒメジョオン)annual fleabane、阿亀蔦(オカメヅタ)canary ivy、屁糞蔓(ヘクソカズラ)skunkvine

花生:上野雄次 yuji ueno
撮影:高木康行 yasuyuki takaki

「烏泥一葉挿」
製造:高資陶苑 デザイン:猿山修 制作:東屋
“ceramic small vase”
ceramic works: takasuke-toen, design: osamu saruyama, production: azmaya

「道端で摘んで生ける」は、下記ギュメレイアウトスタジオ website から全てご覧頂けます。
https://guillemets.net/tag/%e9%81%93%e7%ab%af%e3%81%a7%e6%91%98%e3%82%93%e3%81%a7%e7%94%9f%e3%81%91%e3%82%8b/