さる山スタイル2@工芸青花

今年6月に刊行した『工芸青花』16号の巻頭特集は「『さる山』の店と仕事」でした。2019年に閉店した「さる山」とはなんだったのか、を考える記事で、味読にたえる猿山修論がそろいました。店は閉じましたが、デザイナーであり骨董商であり音楽家でもある猿山さんの仕事はつづいています。陶磁器、ガラス、金工、古物、グラフィック等、今展は、「さる山のいま」を知るとともに、(復古趣味とはことなる)工芸の最良の前線を知る機会ともなるはずです。

会期|2021年10月29日(金)-11月2日(火)
   *10月29日は青花会員と御同伴者1名のみ
時間|13-20時
会場|工芸青花
   東京都新宿区横寺町31-13 一水寮101(神楽坂)

詳細はこちらから。
https://www.kogei-seika.jp/gallery/20211001.html

展覧会と合わせてこちらも公開しました。

通信講座|工芸と私13|
猿山修+沢山遼+山本千夏|
「さる山」のいま
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=672

「モビール」
g–903 “mobile”
870–610 h. 200-8 w. 150–8 d.mm (approximate size)
¥18,000 (tax excluded price)

製造:猿山修 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ
forge works: osamu saruyama, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio

「一輪挿し」
g–902 “flower vase”
100 h. 88 w. 50 d.mm (approximate size)
¥20,000 (tax excluded price)

製造:猿山修 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ
forge works: osamu saruyama, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio

MABOROSHI 1st product “kouro #01” 予約販売開始

遠く昔しから、日本の美意識が育まれる中で、当たり前の様に「原風景」として広がっていた匂い。「MABOROSHI」は、その一つ一つの魅力を探り、私たちの解釈を加えた「香」や「香を感じるための道具」を日本文化を支える職人たちと生み出していきます。
2021年1月24日より、1stプロダクト“kouro #01”と“maboroshi41 for kouro”の販売開始いたしました。“kouro #01”は、猿山修さんにデザインいただき、波佐見焼のマルヒロさんで一つ一つ丁寧に制作いたしました。“maboroshi41 for kouro”の香は、異なるお茶である日本茶、紅茶、烏龍茶などを含み、お茶を飲んだ時の幻想的な多幸感を体験し、時と共に移ろう異なる香を感じられます。
是非kouro #01で、maboroshi41 for kouroの香をお楽しみください。

https://maboroshi54.com/
#maboroshi54

「kouro #01

現代の生活の中で、香炉を自宅でお使いになっている方は、決して多くはありません。では何故、MABOROSHIから最初にお届けするプロダクトとして、kouroを選んだか。私たちの考える”香”とは、その前後の体験も含めた事だと考えています。その視点で考えた時、香炉という存在は、日常の中で香の体験をお届けするのに相応しいと感じたからです。
「kouroの蓋を取る、蝋燭をセットし、火を灯す。」「蓋に香の元を盛り、燈の上に静かに載せる。」
そして「ゆっくりと漂い始めた香の移ろいと共に、灯の揺らぎを見つめ過ごす。」この一連全てが、香の体験となります。
気持ちの落ち着き、安らぎその後に生まれる喜び。こうした香の文化の一端を、現代の中で自分と向き合う一時として、お楽しみください。

-デザイン-
日本には、独自の香文化を培ってきた香炉の姿があります。kouroのデザインは、プロダクトデザイナーである猿山修氏の持つ古物/モダン、両方の視点から、新たな解釈を加え生まれました。香の広がりを大切にしつつ、現代の生活の中で、kouroの姿やそこから溢れる光、全ての要素を五感と繋ぎ合わせ、あなたらしい安らぎの時間を演出します。

-物作り-
400年前に始まる日本の焼き物の歴史。その発展において、重要な役割を果たしてきたひとつに、波佐見焼(長崎)があります。kouroのデザインを、機能性も含めて生み出すにあたり、多種多様な品を製造し長い年月の中で蓄えられた技術を持ったマルヒロと、MABOROSHIの思想を深く共有しながら試行錯誤の上、実現しました。

¥16,500(税込)

<皿>
直径:15cm
高さ:2cm
素材:陶器

<身>
直径:13.5cm
高さ:8cm
素材:磁器

Design:猿山 修

“maboroshi41”

昔も今も自然の中には香りが溢れています。私たちはその香りに惹きつけられ、長い年月をかけて生活に取り入れてきました。日本においても、香を楽しむ道具選び、それらを扱う動作に至るまで、多様性のある文化として発展してきました。
MABOROSHIでは、最初の試みとして自然の恵みをそのままに体感できるプロダクト「kouro」と自然物のみの素材「maboroshi for kouro」をご用意しました。

maboroshi for kouroの第一段として、異なる茶葉を調合したmaboroshi41は、日本茶、紅茶などを含み、お茶を飲んだ時の安堵やリラックスする感覚を表現し、時と共に移ろう異なる香を感じていただくことができます。

草木の透明感ある爽やかな香り

深緑の奥行きある安らぎの香り

木の実を燻した香ばしい香り

優しい甘みで包み込む香り

移ろいをお楽しみください。

¥1,100(税込)

内容量:35g(5g × 7包)
原材料:茶(国産)※飲料用ではございません

「茶香炉」
“kouro #01 for tea”
150 w. 150 d. 89 h. mm
¥17,500 (tax included price)

原型:金子哲 製造:マルヒロ デザイン:猿山修 制作:MABOROSHI
original mold:  tetsuro kaneko, ceramic works: maruhiro, design: osamu saruyama, production: MABOROSHI

こちらから購入頂けます。

MABOROSHI website
https://maboroshi54.com/pages/kouro-01

「ティッシュケース」
tayo1111 “case for tissue papers”
248 w. 78 h. 122 d. mm
¥14,000 (tax excluded price)

製造:長井製作所 監修・仕上:竹俣勇壱 デザイン:猿山修 制作:tayo
metal works: nagai-seisakusho, supervision, finish: yuuichi takemata, design: osamu saruyama, production: tayo

飾って眺めていたいお皿、他にも、CDやカード、本等を立てる道具。飾るものを邪魔しないシンプルなデザインです。extensionに提げるとモビールのように見える、面白い発見です。テーブルやキャビネット等、平らで安定した場所でお使いください。歪みや倒れる原因となりますので、立てるものの重さ、大きさにはご注意ください。plate stand L, M, Sとは、材料の太さや細部のデザインが異なります。

「皿立」fine
g–211 “plate stand” fine
40 h. 45 w. 80 d.mm
¥2,750 (included tax)

主にCDを立てる道具。お気に入りのCDジャケットを邪魔しない、シンプルに徹したデザインです。extensionに提げるとモビールのように見える、面白い発見です。テーブルやキャビネット等、平らで安定した場所でお使いください。お皿のような重さのあるものではなく、軽いものを飾る想定ですので、立てるものの重さ、大きさにはご注意ください。plate standとは、材料の太さや細部のデザインが異なります。

「CD立」fine
g–212 “disc stand” fine
49 h. 45 w. 90 d.mm
¥2,750 (included tax)

製造:塩見和彦 デザイン:猿山修 制作:ギュメレイアウトスタジオ
forge works: kazuhiko shiomi, design: osamu saruyama, production: guillemets layout studio

ギュメレイアウトスタジオのオンラインショップを開設しました。こちらからも購入頂けます。
https://guillemets.thebase.in