「さる山」をSquareを導入致しました。これからはVisaまたはMasterCardのロゴがあるすべてのクレジットカードとデビットカードもお使い頂けます。
https://squareup.com/directory/saruyama
note
さる山の上
ギュメレイアウトスタジオ+さる山のある和光マンションの二階に入っていたデザイン事務所が移転し、現在空き物件のようです。さる山の丁度真上にあたります。外観も素敵ですが、この部屋はうちよりも広く、間取りもちょっと変わっていて魅力的な部屋です。ご興味ある方はご連絡下さい。
『住む。』
最新号No.45には、猿山のひっそりと暮らす様子が載っています。
http://sumu.sakura.ne.jp/numbers/45.shtml
so-043 sherry‐a
バッハ 無伴奏チェロ組曲
Franz Amannさんは、1938年バイエルン生まれの今年75歳。CD等の録音物を除くと、昨年ピアノ伴奏付きのリサイタルで初めて彼の演奏を聴きました。ところがその晩、制作元の山本さんとAmannさんのご厚意で、呑みの席は無伴奏組曲三番に! そんなご縁から、Amannさんの無伴奏全曲録音を二枚組のギュメCDにて発売となりました。近年ドイツ各地にて彼が演奏した記録です。ご興味ある方は、ギュメレイアウトスタジオまでお問い合せ下さい。お聴き頂けたら幸いです。ドイツ人によるバッハ無伴奏の録音は、今に到るまでほとんど無かったようです。不思議ですね。今年の10月31日には、東京でもオペラシティーの近江楽堂にて無伴奏組曲の演奏会を予定しております。
下記のURLにて収録曲のSuite Nr3 Sarabandeがお聴ききになれます。
http://twitsound.jp/musics/tsWMjfrwM
guillemets 204 "6 suiten" Johann Sebastian Bach Franz AMANN/ violoncello disc 1 suite no. 1 G - dur BWV 1007 suite no. 3 C - dur BWV 1009 suite no. 5 c - moll BWV 1011 disc 2 suite no. 2 d - moll BWV 1008 suite no. 4 Es - dur BWV 1010 suite no. 6 D - dur BWV 1012 recorded on 2008- 2010 cover designed by osamu saruyama. produced by gallery yamamoto & guillemets layout studio
price 1,890 yen
共犯関係
少しの残された場所のあるもの。使い手の関わる余地のあるものが好きである。例えば、料理を盛ると一層うつくしく見えるうつわ。料理も何だか違って見える。他のものと組み合わされて、あらたな魅力を発揮するようなもの。
使い手とともに変化し、少しずつ誰かが作ったものから、私のもの、私たちのもの、になっていく。大事にすれば、永く生活をともにできるものがもつ安心感は、ものを所有することの心地よさにつながっていく。
着物の世界に疎い私でも、自分の好きなうつわやカトラリー等を着物に置き換えるなら何があてはまるだろうと考えたとき、結城紬が一番に思い浮かんだ。もっと簡単にいえば、着てみたい着物である。
シンプルであまりごちゃごちゃしていなくて、確かな素材と技術をもって作られ、着込むほどに素材の魅力が増し、永く愛用出来そうなもの。おまけに華があるのに派手でなく、品がいい。ぴかぴかしないしっとりとした光沢感があり、触れていると気持ちがいい。何といっても、もの自体に色気がある。
ということは、これを身につければ、華があって品がよく、しっとりとした色気のある女性になれるのでは…などと下心が出てこなくもないが、さて、そんな期待なくして、買おうと思うものでしょうか。
こういう気持ちで着ていれば、いつもより少しきれいに見えるかもしれないし、そんな風にものの力を借りることはちっとも悪いことではない。
ものとの共犯関係は、罪ではないし、誰も悲しまない。
きれいなひとがひとり増え、いつものおかずがもっとおいしそうに見えたなら、誰だって嬉しいに違いない。
うつわやカトラリーを通して紬を発見し、また紬からうつわやカトラリーへと行き来する。
通底するふたつの世界の結び目が帯留めであったと思って頂けたなら、奥順さんと私の共犯関係はきっとここで成立するのである。
山本千夏/Gallery Yamamoto
結城紬との出会い− 帯留めとうつわ、カトラリーを通して −
内田鋼一 大室桃生 竹俣勇壱
熟練の手仕事が重ねられ、結城紬はうまれます。しっとりとした質感、落ち着きの中にある派手さとは別のはなやかさ、着るほどにやわらかく馴染み、ずっといっしょにと手放せなくなります。そんな結城紬に合うような帯留めを、それぞれ、内田さん−陶、大室さん−ガラス、竹俣さん−金属という三者三様の素材を使ってつくって頂きました。普段つくっていらっしゃる、うつわやカトラリーも並びます。すてきな出会いに、ふわっと気持ちが明るくなって、春の訪れにこころはずみます。あたらしい物語がつむぎだされます。どうぞお出掛けください。また、本展会場のすぐとなり、つむぎの館内の陳列館では「奥順結城紬新作発表会」(3/16-31)も開催されます。あわせてご覧ください。
10:00-18:00 火曜定休
茨城県結城市大字結城12-2 つむぎの館 Gallery&Cafe壱の蔵1F
tel 0296-33-5633
www.yukitumugi.co.jp
主催/企画:奥順(株)つむぎの館、Gallery Yamamoto
http://gyamamoto.exblog.jp/
服部植物研究所にて
「猿山修のデザインの話」に行ってまいります。この研究所のある飫肥は、小さいけれど上品な魅力的な城下町です。お近くにおいでの際には是非お立ち寄り下さい。
話し手 猿山修/デザイナー
案内役 石田紀佳/キュレーター
2013年2月26日 13:00~15:00
定員20名 参加費 茶菓代として1000円
宮崎県日南市飫肥にある服部植物研究所の一般公開にあたって、内装とリーフレットなどのデザインをした猿山修さんにお話をうかがいます。猿山さんは、東京麻布十番にある古道具とあたらしい道具を紹介するお店の店主であり、グラフィックデザイナーであり、またコントラバスの演奏家でもあります。研究所や裏の納屋にあった古いものを生かして、知的な空間をつくってくださいました。そのしつらえの美学について、実際の建物の中で、改装メイキングのストーリーや、これまでたずさわってきたデザインについてお話いただきます。 猿山デザインの茶器での一服もご用意します。コケ研究の見学もいつものようにできますので、ぜひこの機会に服部植物研究所にお越しください。
財団法人服部植物研究所
〒889-2535 宮崎県日南市飫肥6丁目1−26
0987-25-0110
http://hattori-bot-lab.com/