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「夜の庭」ライブパフォーマンスのご案内 ”Yard Of Night” – trio improvisation

「夜の庭」
獣の気配と草木の呼吸に満ちた夜半、花の理を説く人がいた姿は闇に溶けてこの夜の全てになる、花であり、カエルであり、ミミズである、また風であり、この湿度でもある。無常の朝までの一水。   ―喜多村光史
 
はないけ/上野雄次(花道家)
轆轤成形/喜多村光史(陶芸家)
ヴィオラダガンバ/猿山修(デザイナー)
 
上記三者による、即興パフォーマンスを行います。一夜限り、全てが消えてしまうその前に、どうぞお出掛け下さい。
 
2012年8月3日(金)
19:00会場 20:00開始
予約2,800円、当日3,300円
(要1オーダー)
 
会場・ご予約・お問い合わせ
「山羊に、聞く?」
東京都渋谷区代官山町20-20モンシェリー代官山B1F
phone 03-6809-0584
facsimile 03-6809-0572
info@yagiii.com
http://yagiii.com/
交通手段:代官山駅正面口。右斜め前に直進。右側2軒目のビル地下1階
 
上野雄次(うえの ゆうじ)
花道家/アーティスト 鹿児島県出身。1967年京都生まれ。1988年、勅使河原宏の前衛的な「いけばな」作品に出会い華道を学び始める。国内展覧会での作品発表の他、バリ島、火災跡地など野外での創作活動、イベントの美術なども手掛ける。2005年より「はないけ」のライブパフォーマンスをギャラリーマキで開始。地脈を読み取りモノと花材を選び抜き、いけることの独自な生きる世界を立ち上げ続けている。創像と破壊を繰り返すその予測不可能な展開は、各分野から熱烈な支持を得ている。詩人、写真家、音楽家、舞踊家、工芸家、ファションデザイナー、パフォーマー等とのコラボレーションも多数行なっている。
 
喜多村 光史(きたむら みつふみ)
1966年生まれ。1988年京都嵯峨美術短期大学陶芸科卒。同年、愛知県瀬戸市、森脇文直氏に師事1990年開窯し、食器を中心に展開、古い物からの今様を探求中。20年来の友人である花道家の上野雄次氏と麻布「さる山」にて花と器展を企画、また他素材とのコラボレーションなど、食(花)の背景としての器を想像する。
 
猿山 修(さるやま おさむ)
1966年生まれ。91年ギュメレイアウトスタジオを開始。グラフィック、プロダクト、及び空間デザインを手がける。96年以来、古陶磁を含むテーブルウェア等を扱う「さる山」と共棲。各地の窯元にデザインを提供し、陶工、金工等との共同制作も行っている。一方、94年より演劇、映像及び展覧会のための作曲・演奏活動も行い、98年自身のレーベルよりコントラバス作品集 “pour contrebasse” を発売。2001年よりシアターカンパニー “ARICA” にて作曲・演奏を担当。
 
 
“Yard Of Night” – trio improvisation
Aug. 3,  2012
open 7 pm    start 8 pm
advance 2,800 yen + 1 drink order
at the door 3,300 yen + 1 drink order
 
Yuji UENO/  flower arranger
Mitsufumi KITAMURA/ ceramic artist- He plays the potter’s wheel!
Osamu SARUYAMA/ designer- He plays the electric bass viol.
 
Please come see them.
 
at “YAGI NI KIKU”
20-20-B1F Daikanyamacho Shibuya Tokyo
phone 81(0)3-6809-0584
facsimile 81(0)3-6809-0572
info@yagiii.com
http://yagiii.com/

木下宝 ガラス展 @Gallery Yamamoto

栃木野木のGallery Yamamotoにて友人の木下宝さんの個展が始まります。
木下宝 ガラス展
2012年7月14日(土)ー22日(日)
宝さん在廊日7/14
11:00-17:00
会期中無休
タイトルにかえて、宝さんからことばを頂いた。
透明、そして、白という名の透明。ふたつの透明。
透明は、その扱い方しだいで、限りなく白に近づいてゆく。
不透明、だけれど、透明。
そこに魅かれる。
夏はもちろん、一年中愛用したい、宝さんのガラス。それは、ガラスの性質そのものを象徴するかのように、存在の希薄さとたしかな存在感の両方を持ちあわせる。ありふれて希有なもの。今回は、宝さんのことばにもあるように、透明と、透明から成る白、ふたつの透明をご出品頂きます。グラスなど、普段使いのうつわに加え、ガラスの持つ、儚さと強さを同時に感じさせるようなオブジェを。どうぞお出掛け下さい。 山本千夏
於 Gallery Yamamoto
栃木県下都賀郡野木町南赤塚786-2
Tel 0280-56-2444
Fax 0280-55-2002
http://gyamamoto.exblog.jp/

MEDIA SHOPレクチャーシリーズ「〈民藝〉のレッスン」 vol. 4  personal products

来月始め、猿山修の参加するのイベントをご案内致します。
MEDIA SHOPレクチャーシリーズ:〈民藝〉のレッスン
vol.4  personal products
猿山修 × 鞍田崇
〈民藝〉を手がかりにこれからの暮らしの可能性を探る、レクチャーシリーズ「〈民藝〉のレッスン」。
振付家・坂本公成さんをお招きした前回は、精神論ではなく身体論としての〈民藝〉論。コンテンポラリーダンスの話題を軸にしつつ、暮らしの中の些細な「ふるまい」に注目し、スル―されがちな身体感覚を覚醒する術を考えました。レクチャー後半には、個々の感覚をめざめさせるトリガーとなるのは何なのか、それをどう他者と共有するのか等々、とめどなく話題が展開した2時間となりました。
さて次回vol.4では、ふたたびモノの世界へ。とりわけ〈民藝〉の本分ともいうべき古物、骨董の世界へと足を踏み入れていきます。
ゲストは猿山修さん。グラフィック、プロダクト、空間など、幅広い分野でのデザイナーとしての活動のかたわら、古陶磁を扱う『さる山』店主でもあります。
テーブルウェアや家具など、猿山さんがセレクトする古物には、独特なたたずまいがあります。しいていえば、存在感の希薄さ。使い古されてきたモノならではの、いたずらに主張することなく控えめで、透き通るような存在感。それは、彼が手がけるデザインにも通じる感覚です。白磁も、ワイングラスも、吊り金具も、どれも無駄がなく、触れると折れそうなほど細く薄く、それゆえにもたらされる空間の余白が醸し出す静謐さとあいまって、ここちよい緊張感をもたらしてくれます。
骨董とデザインを往還しながら、私秘的なまでに突きつめられた感性は、しずかに時代の共感をあつめてきました。今回は、猿山さん独自の世界をうかがいながら、現代ならではの古きモノへのまなざしを探っていきます。
ひとりでも多くの方にご参加いただけたら、うれしいです。
[ 日 時 ]
2012. 7. 5. ( thu ) 19:00-21:00
[ 場 所 ]
MEDIA SHOP
*京都市中京区河原町三条下ル一筋目東入ル大黒町44 VOXビル1F
[ アクセス ]
京阪「三条駅」・地下鉄「京都市役所前駅」から徒歩5分
阪急「河原町駅」から徒歩10分
[ 参加費1,000円・定員60名 ]
要予約 *下記のお問い合わせ・お申し込み先まで電話もしくはメールにて。
[ プロフィール ]
猿山修 SARUYAMA Osamu
1966年生まれ。91年ギュメレイアウトスタジオを開始。グラフィック、プロダクト、及び空間デザインを手がける。96年以来、古陶磁を含むテーブルウェア等を扱う「さる山」と共棲(guillemets layout studio + saruyama)。各地の窯元にデザインを提供し、陶工、金工等との共同制作も行っている。一方、94年より演劇、映像及び展覧会のための作曲・演奏活動も行い、98年自身のレーベルよりコントラバス作品集 “pour contrebasse” を発表。2001年よりシアターカンパニー “ARICA” にて作曲・演奏を担当。
HP: https://guillemets.net/
鞍田崇 KURATA Takashi
1970年生まれ。哲学者、総合地球環境学研究所特任准教授。暮らしの“かたち”という視点から、現代社会における環境問題の思想的意味を検討している。最新作として、2012年1月末に『〈民藝〉のレッスン つたなさの技法』(編著)を刊行。
blog : http://blogs.brash.jp/kyoto_life/
[ 関連URL ]
『〈民藝〉のレッスン つたなさの技法』(フィルムアート社)
http://www.filmart.co.jp/cat138/post_162.php
[ 今後の予定 ]
MEDIA SHOP レクチャーシリーズ :〈民藝〉のレッスン(全6回)
『〈民藝〉のレッスン』の編者・鞍田崇がゲストとともに、民藝を糸口として、いまこの時代だからこそ確かめるべき暮らしの可能性を掘り下げていきます。
vol.5 「住まいを紡ぐ」  大西麻貴 (建築家)  8月9日(木)
vol.6 「野菜のフォークロア」  江頭宏昌 (農学者)  9月8日(土)
*都合により、vol.6の日程が変わりました。
[ お問合せ・お申し込み先 ]
MEDIA SHOP
TEL: 075-255-0783
MAIL: mediashop@media-shop.co.jp
WEB: http://www.media-shop.co.jp/